愛娘を亡くした経験を胸に中高生に命の大切さ伝えて 池田かおりさん – ヒューマンてんり人
生かされているありがたさを一人でも多くの中高生に伝えたいと、警察庁が主催する「命の大切さを学ぶ教室」の講師として、福岡県内を中心に講演を行っている。 2016年12月に、四女・陽菜さん(当時6歳)を突・・・
生かされているありがたさを一人でも多くの中高生に伝えたいと、警察庁が主催する「命の大切さを学ぶ教室」の講師として、福岡県内を中心に講演を行っている。 2016年12月に、四女・陽菜さん(当時6歳)を突・・・
物は大切にしなされや。生かして使いなされや。すべてが、神様からのお与えものやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一三八「物は大切に」 豊かな時代となり、大抵のものは手に入ります。それでも、より良いものや新・・・
川村優理(エッセイスト・俳人)1958年生まれ 地方のFM局でラジオのパーソナリティをしています。ラジオが好きになったのは、歌詞に集中して音楽を聴けるからです。 テレビの歌番組では、画像に見とれてしま・・・
秋深し。色とりどりに染まった山を眺めていると、その色が一枚一枚の木の葉であることをつい忘れてしまいます。はらはらと風に舞い散る木の葉は哀愁を帯び、秋風の冷たさとともに、もの悲しさを感じさせます。 O・・・・
厚生労働省によると、親の病気や離婚、虐待といった、さまざまな理由で親と離れて暮らす子供は、全国で約4万2千人に上る。そんな子供たちへの社会的養護の一つに、家庭の温もりの中で子供を養育する里親活動がある・・・
藤本加寿子(天理高校元教諭)1959年生まれ 「きれいですね」 私のことではありません。草引きしていた花壇を褒めていただいたのです。立派な庭ではありませんが、去年の挿し木が根づいて、小さな赤い花がたく・・・
家の前で秋風に吹かれていると、今年もお向かいから金木犀の香りが漂ってきました。金木犀の花は、ほのかに匂うというより、まるで香りに輪郭があるかのようにくっきりと匂います。 「あ、トイレの匂いだ」。自転車・・・
京都大学工学部を卒業後、大手化学メーカーで研究開発に携わってきた。そのなかで「環境問題が深刻化するいま、将来を見据えたエネルギー研究が必要」と痛感し、新たな研究施設の設置を会社へ提案。京都大学と共同研・・・
世界は、この葡萄のようになあ、皆、丸い心で、つながり合うて行くのやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一三五「皆丸い心で」 自分にとって都合のいい人や、気の合う人とだけつながりを持ち、意見の合わない人とは・・・
濱孝(天理教信道分教会長夫人)1972年生まれ ラグビーをやりたい 小学生だった三男が、ラグビーをやりたいと言いだしたとき、私は本気にしなかった。ずっとサッカーを習っていたし、子供が通えるラグビースク・・・
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行 『古今和歌集』に収録されている歌です。「秋が来たと、はっきりと目には見えないが、風の音ではっと気がついたことよ」という意味で、古人の・・・
小学校教諭を6年務めた後、大分県別府市内で初のフリースクールとなる「みんなの教室」を立ち上げ、不登校の子供たちに“居場所”を提供している。 元々、子供と関わるのが好きで、大学卒業後は教壇に立ったが、ほ・・・
不足に思う日はない。皆、吉い日やで。……皆の心の勇む日が、一番吉い日やで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一七三「皆、吉い日やで」 今日でも結婚式などには、日の吉凶を気にする人が多いでしょう。けれども教祖・・・
三濱かずゑ(臨床心理士・天理ファミリーネットワーク幹事)1975年生まれ 「いつか絶対、痛い目に遭うからな」。結婚する前から夫に言われ続けてきた言葉です。その「いつか」が、ついにやって来ました。 親切・・・
「人」という字は人が人を支える姿。そういう例えを、よく耳にします。短い棒が倒れそうな長い棒を支えている。なるほど、社会はこうした支え合いで成り立っているというのです。分かりやすいお話です。 でも、ある・・・
日本で頻繁に発生する地震や津波、台風、豪雨などの被災地に、迅速に駆けつけ、救援活動に汗を流す青いヘルメットの一団がある。 「天理教災害救援ひのきしん隊」(略称:災救隊)は、約4千人の隊員を擁する全国規・・・
朝、起こされるのと、人を起こすのとでは、大きく徳、不徳に分かれるで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一一一「朝、起こされるのと」 「早起きは三文の得」という言葉もありますが、そんな損得の話ではありません。・・・
川村優理(エッセイスト・俳人)1958年生まれ 子どもたちは、待っていることが多いように思います。買い物に行ったお母さん、野球の試合を見に来てくれるはずのお父さん、いつか買ってくれることを約束された自・・・
7月の旧称は「文月」。その「文」の語源は、七夕の短冊にあるそうです。 筆者はほとんどの場合、ワープロソフトで文章を作ります。手書きをすると、挿入や訂正で真っ黒になってしまいかねません。便利さに慣れて漢・・・
昭和61年、天理高校野球部の主将として「全国高校野球選手権大会」に出場し、悲願の初優勝を成し遂げた。その後、プロ野球選手を経て指導者の道へ進み、平成27年、恩師である橋本武徳監督の後を継いで母校の監督・・・