天理いきいき通信2023年12月号4面
2023年12月1日
【氷点下の夜明け – 表紙写真】高ボッチ高原から望む富士山長野県塩尻市の、標高1665メートルに位置する高ボッチ高原。諏訪湖から富士山へ雲海が広がり、幻想的な夜明けとなった。by 藤浪秀明, 【冬の水鏡 – 表紙写真】室生湖の朝霧奈良県宇陀市の室生湖。息が白くなる夜明け前に訪れると、風がやみ水鏡が広がる。やがて、湖面に霧が立ち込めた。by 藤浪秀明, 【神様のお下がりを頂く新春の天理の風物詩 お節会 – ようこそ天理へ】年の瀬も押し詰まったころ、全国各地の教会からお供えされた鏡餅が、天理教教会本部神殿の四隅にうずたかく積み上げられます。その量、約22トン(昨年度)。正月の三が日、神前に供えられた後、1月4日の「鏡開き」で食べやすい大きさに切り分けられます。この神様のお下がりのお餅を、雑煮にして一般に振る舞うお節会は、明治初期から続く伝統行事。1月5日から7日までの期間中、親里・天理は大勢の参拝者で賑わいます。炭火で一つひとつ丁寧に焼き上げた切り餅に、目にも鮮やかな緑の水菜を添えた、シンプルなすまし雑煮ですが、その味は、ここでしか味わうことのできない格別なおいしさです。それは、鏡餅をお供えした人々はもとより、お餅を切る人、焼く人、水菜を育てた人、洗って茹でる人、出汁をつくる人、さらには会場で接待に当たる人など、多くの人々の真心が込められているからかも。新春の親里で、ぜひ味わってみてください。