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「JR団参券」磁気化に伴う注意事項 – 輸送部


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既報の通り、「天理教おぢばがえり団参券」(JR団参券)の磁気化に伴い、一部のタイプを除いて、団参券で自動改札機を通過できるようになる。磁気の団参券は、JTB天理営業所などで7月1日から発売。磁気化による主な変更点は以下の通り。

●利用区間の変更

これまで各地の駅から天理駅まで一律に利用可能区間としていたが、今後、各駅からの利用区間が「京都市内」「大阪市内」(一部コースは京都駅・天理駅発着)のいずれかとなる。

利用可能な区間を越えて天理駅まで乗車した場合、天理駅で乗り越し清算を行う必要がある。

なお、途中下車可能駅以外で出場すると団参券は無効となり、残存区間分の返金も不可となる。

近鉄団参券を利用する場合は、輸送部販売所で翌月分まで購入できる。

●移動方向が限定される

従来の団参券では、区間内の移動方向の指定がなされていないが、7月1日以降は移動方向別に購入することになる(往復する際は「往路」1枚、「復路」1枚)。購入後の移動方向の変更は不可で、団参券の払い戻しは従来通りできない。

団参券購入に必要な「JR団参券発売依頼書」は、現行のものを引き続き利用できる。大人と小人で設定が異なるため、大人1人と小人1人が往復する際は、計4枚の発売依頼書が要る。

なお、7月1日以降も、6月末日までに購入した団参券は有効期限まで利用できる。また、新幹線の乗車券のみの団参券は、自動改札機を通過できないため、別途購入した特急券とともに駅係員に提示する必要がある。


「天理教おぢばがえり団参券コース一覧表」を6月初旬に天理教ホームページにアップする予定。問い合わせは、輸送部輸送一課まで。
TEL:0743‐62‐0325