秋の夕暮れ – 表紙写真
和歌山県紀美野町と有田川町にまたがる、ススキ野原が有名な生石高原。秋の夕暮れ、ススキが黄金色に輝き始めた。 by 藤浪秀明
手話通訳者養成機関として「天理教手話研究室」が発足したのは昭和36年のこと。当時、ろう学校では手話の使用が禁止されており、世の中に手話サークルなどはほとんどなく、いわばパイオニア的存在であった。 以来・・・
どんな辛い事や嫌な事でも、結構と思うてすれば、天に届く理、神様受け取り下さる理は、結構に変えて下さる。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一四四「天に届く理」 「何をするか」より「どんな思いでするか」を神様は・・・
濱 孝(天理教信道分教会長夫人)1972年生まれ 三人息子が巣立って 優しく思いやる言葉が、知り合いに会うたびにかけられる。 「寂しくなったでしょ」 初めは「そんなことないですよ」と答えていたが、最近・・・
「目は口ほどにものを言う」といわれます。情のこもった目つきは、言葉と同じように気持ちを相手に伝えるという意味です。一方で「気持ちは言葉に出さないと伝わらない」ともいわれます。一見、正反対のように思えま・・・
奈良県天理市の天理教教会本部周辺には、さまざまな木々が植えられており、秋には色鮮やかな紅葉が帰参者を迎えてくれます。なかでも神苑の南側を東西に走る親里大路のイチョウ並木は、秋の風物詩として多くの人々に・・・
人間も、理を聞いて、イガや渋をとったら、心にうまい味わいを持つようになるのやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』七七「栗の節句」 これは陰暦9月9日の栗の節句に事寄せてのお言葉で、「栗の節句とは、苦がなく・・・
三濱かずゑ(臨床心理士・天理ファミリーネットワーク幹事)1975年生まれ 「やるかやらないかも、自由に決められたらいいのに……」 長女が小学校に入学してから十数年、夏休みが終わりに近づくころには、いつ・・・
わが家の田んぼに稲の穂が出て花が咲いています。やがて来る“実りの秋”を待ちわびるかのように、お米の赤ちゃんが勢揃いして顔を出しています。 この数日間に台風が来ると大変。風で花が傷んでしまい、多くの収穫・・・
美濃焼の産地として長い歴史を持つ、岐阜県土岐市にある「守山窯」の窯元であり、天理教「守山布教所」の所長でもある。 守山窯は父親が一代で築き上げた工房で、美濃焼の伝統工芸品15品目の一つ「志野」を得意と・・・
何を聞いても、さあ、月日の御働きや、と思うよう。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一八五「どこい働きに」 「月日」とは、人間を創造された親なる神様のこと。この世界に起こることは、すべて親神様のお働きです。自・・・
川村優理(エッセイスト・俳人)1958年生まれ 幸せな瞬間 ニューヨークに旅行して、まず驚いたのは、マンハッタンを歩く人たちの言葉の礼儀正しさでした。 道を歩いていて、すれ違いざまに持っているカバンが・・・
暑い日が続いています。ほんの少し前、梅雨空を見上げていたときは晴れ間が恋しかったのに、晴れたら晴れたで「ひと雨欲しいな」などと言うのが私たち人間。思えば勝手なものです。 「今日は良いお天気ですね」と挨・・・