天理時報オンライン

目に見えない本質を全身で感じてみては

2023年9月

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行 『古今和歌集』に収録されている歌です。「秋が来たと、はっきりと目には見えないが、風の音ではっと気がついたことよ」という意味で、古人の・・・

たすけ合いは同時に起きている

2023年8月

「人」という字は人が人を支える姿。そういう例えを、よく耳にします。短い棒が倒れそうな長い棒を支えている。なるほど、社会はこうした支え合いで成り立っているというのです。分かりやすいお話です。 でも、ある・・・

たすけ合いの心で被災地へ駆けつけ 災害救援ひのきしん隊 – 互い立て合いたすけあい

2023年7月

日本で頻繁に発生する地震や津波、台風、豪雨などの被災地に、迅速に駆けつけ、救援活動に汗を流す青いヘルメットの一団がある。 「天理教災害救援ひのきしん隊」(略称:災救隊)は、約4千人の隊員を擁する全国規・・・

顔を思い浮かべながら自筆の手紙をしたため

2023年7月

7月の旧称は「文月」。その「文」の語源は、七夕の短冊にあるそうです。 筆者はほとんどの場合、ワープロソフトで文章を作ります。手書きをすると、挿入や訂正で真っ黒になってしまいかねません。便利さに慣れて漢・・・