風が告げる季節の移ろい 人生の旬々にお言葉と向き合う – 逸話の季
立秋はすでに過ぎ去り、暦のうえでは秋になりました。もうとっくに「暑中」ではなく「残暑」の時季ですが、なかなか猛暑の先は見えません。毎日の変わらぬ親神様のご守護に感謝し、むしろ厳しい日差しに感謝する気持・・・
立秋はすでに過ぎ去り、暦のうえでは秋になりました。もうとっくに「暑中」ではなく「残暑」の時季ですが、なかなか猛暑の先は見えません。毎日の変わらぬ親神様のご守護に感謝し、むしろ厳しい日差しに感謝する気持・・・
この数日、夜は窓を開け放して眠りに就き、そのまま朝を迎えるようになりました。目覚まし時計をセットしなくても、窓から差し込む朝日と、にぎやかな鳥の声で自然と目が覚めます。光と音に溢れた世界を満たす、親神・・・
昨夜から降り続いた雨が上がり、今朝は、どんよりした空の色も少し明るくなってきました。朝靄の立ち込める山里の空気はしっとりしています。 今年も去年と同じように、梅雨の季節を迎えました。しかし目の前の新緑・・・
新緑の季節になりました。 かつて子供たちが拾ってきた、ドングリや木の実から育った樹木たちは、瑞々しい新芽に覆われています。枯れたと思ってあきらめていた山椒の木にも、新しい枝が伸びてたくさん花が咲きまし・・・
春が来ました。東の空が明るくなると、楽しげな鳥のさえずりが山里に響きます。厳冬の冷たい空気や照りつける夏の太陽は、いまここに生きている実感を与えてくれます。 しかし、それら以上に、暖かい春の日差しは、・・・
2月になりました。今シーズンは暖冬だと思っていたのに、ここに来て、厳しい寒さや大雪が続いています。 しかし、厳寒の中にも春の兆しは見られます。雪をはらった木の枝の先には、もう新芽が膨らみかけていました・・・
11月は「霜月」と呼ばれます。本来は旧暦11月の異称ですが、陽暦でも霜月と呼称するようになりました。 この月は、冬に向かう季節の変わり目であるばかりでなく、豊かな秋の味覚を楽しめる季節でもあります。毎・・・
10月です。快晴の日には、空がとても高く感じます。 よく「桃栗三年、柿八年」といいますが、わが家でも同じころに植えた木が、ことわざの通りにそれぞれ実をつけるようになりました。いまの時季に食卓を彩るのは・・・
オーストラリア・メルボルンにある日本食レストラン「Robata Melbourne」。炉端焼きスタイルの活気あふれる店内には、炭火でじっくりと焼き上げた和牛ステーキや焼き鳥のほか、新鮮な魚介を使った寿・・・
聴覚障害者のコミュニケーション手段である手話を用いて、聴覚障害者と聴こえる人とのコミュニケーションを可能にする「手話通訳者」。愛媛県庁の会見や、県内のテレビ番組などで手話通訳者として活躍している森川美・・・
明治19年2月18日(陰暦正月15日)、心勇組の信者が大勢お屋敷へ参詣に来て、十二下りを勤めたいと願い出た。目下、警察の厳しい取り締まりがあるからと、お屋敷では申し出を断ったが、上村吉三郎講元ら一部の・・・
『稿本天理教教祖伝逸話篇』29「三つの宝」によれば、あるとき教祖は、のちの本席・飯降伊蔵に掌を拡げるよう促され、籾を三粒持って、「これは朝起き、これは正直、これは働きやで」と仰せになり、一粒ずつ伊蔵の・・・
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる対応で、文部科学省は、来月にも教団の解散命令を請求する方向で調整中と報じられている。 解散請求の焦点となるのが、宗教の「公共性」をめぐる問題である。宗教法人法・・・
今年の夏休み、小中学生の「宿題」について、昨年までは耳目にしなかった事柄が話題になった。「生成AI」を使った「読書感想文」についてだ。 生成AIとは音楽や映像、文章などの創造的な作品を生み出せる人工知・・・
これがいかんどれがいかん、たゞ身上悩んで居る者いかんと言うは何にも分からん。皆一人の煩いやない。 「おさしづ」明治40年5月4日 困っている人の手だすけをさせていただくことはできても、困っていない人の・・・
このたびのなやむところハつらかろふあとのところのたのしみをみよ 「おふでさき」九号36 夏休みの終盤、小学1年生の娘を連れて山登りに出かけました。 娘にとって初めての登山。不安もあったようですが、いざ・・・
四コマ漫画のもとになった「子どもの頃の心というのは」(音声番組「天理教の時間」)は、こちらから聴けます。
四コマ漫画のもとになった「食べ物を育てるということ」(音声番組「天理教の時間」)は、下記URLから読むことができます。 https://www.tenrikyo.or.jp/yoboku/radio/・・・
「こどもおぢばがえり」の看板が、おやさとやかた真南棟の欄干に掲げられ、いよいよ“子供の祭典”が始まる――。 4年ぶりとなる今夏の「こどもおぢばがえり」は、「しこみ・ふせこみ行事」「おたのしみ行事」の一・・・
昔ながらの手植えで農作業に勤しみ、教えを味わう――。恒例の本部「田植え」は6月23日、天理高校農事部杣之内農場で行われた。 当日午前、中山はるえ様、大亮様ご夫妻が田んぼへ。本部在籍者や天理高校職員、農・・・
ネパールで女性初の「外国人叙勲」受章 アミーラ・ダリさん70歳・谿郷分教会教人 南アジアのネパールで長年、緑化、農村部の地域開発、女子教育に取り組んできたアミーラ・ダリさん(70歳・谿郷分教会教人)は・・・
毎日の布教実動欠かさない“ようぼく医師” 永吉美砂子さん61歳・西北分教会教人・福岡県宗像市(福岡県障がい者リハビリテーションセンター センター長) 医療の”第一線”に立ちつつ・・・
Q. 若いころは仕事で些細な失敗を繰り返しても大目に見てもらえましたが、40歳を超えれば当然、叱咤されます。正直なところ、これ以上、年を取るのが怖いです。どうすれば年齢を重ねることを受け入れていけるで・・・
Q. 中学3年の娘が最近、「美容整形して二重まぶたにしたい」と言いだしました。神様からお借りしている体を大事にしてほしいとの思いから反対すると、私を無視するように。整形には賛成しかねますが、どうすれば・・・
4年ぶりの開催となった今年の「こどもおぢばがえり」。コロナ禍によるブランクを経て再開されたこともあり、行事の数は以前よりも減り、夜のパレードもなく、どんなものになるかと案じていたが、それは全くの杞憂に・・・
とあるテレビ番組が目に入った。知り合いの誕生日に、「喜び」をプレゼントしたいという企画のバラエティー番組だった。 某お笑いタレントが出演者に「自分の大事なものを失くすと相当焦り、悲しみますよね?」と語・・・
人は老いる生き物です。ある一定年齢まで体は成長しますが、ピークを過ぎると、加齢とともに目はかすみ、耳は遠くなり、足腰は弱まり、頭も思うように働かなくなっていきます。若いころと比べて身体機能は着実に衰え・・・
「おふでさき」全1711首は、「これをはな一れつ心しやんたのむで」の一首をもって筆が擱かれています。「みかぐらうた」は、「このたびいちれつに だいくのにんもそろひきた」を最後に十二下りを終えます。「お・・・
67年前の昭和31年1月26日。教祖70年祭の参拝後、地元への団体列車を引率する教会長は、教祖の膝元へ帰った喜びを次のように語った。 「小さい教会で、いつの(本部)大祭にも50、60名くらいしかお伴で・・・
昭和21年に執行された教祖60年祭。終戦直後の食糧難や不十分な交通事情に見舞われるなか、存命の教祖を慕って、大勢のようぼく・信者が帰参した。「晴れの祭典に集う人、人、人、二十六日を目指してどっと押しよ・・・
おやしきの北東には、教祖のご在世当時の風景を彷彿させる豊かな田園風景が広がり、親神様にお供えするお米が昔ながらの方法で栽培されている。最終回は収穫からお供えまでを紹介する。 10月11日から24日にか・・・
おやしきの北東には、教祖のご在世当時の風景を彷彿させる豊かな田園風景が広がり、親神様にお供えするお米が昔ながらの方法で栽培されている。今回は「稲刈り」の様子を紹介する。 10月11日、いよいよ稲刈りが・・・
もう、何年前のことになるだろう。夏の終わりごろに、私は阪神甲子園球場へおもむいた。野球観戦のためである。すわったのは、外野のライトスタンドであった。 この座席を聞いただけで、野球好きにはピンとくるだろ・・・
お道の教えの一端を伝えようと、教会長が先頭に立って布教へ――。 教祖140年祭へ向かう“踏み出しの年”の「にをいがけ強調の月」がスタートし、各直属教会では現在、積極的なにをいがけ活動が展開されている。・・・
白畠航介さん(27歳・永山分教会教人・名古屋市) 2022年、「布教の家」愛知寮在寮中に出会った50代男性のAさんの自宅に居候しながら、いまも毎日にをいがけに歩いている。 単独布教を志したのは2022・・・
今中宏明さん(70歳・芦津大教会明勇布教所長・大阪府吹田市) 8年前、教祖130年祭へ向かう三年千日の3年目に「胃がん」が見つかった。早期発見とあって無事にご守護いただき、そのご恩報じとして道専務を心・・・
素直なら別の人生ねじり花横浜市 番家達也 新茶とて土間でもてなす大和かな天理市 北をさむ 夏に入る影に光に人沸いて広島市 田中典子 生かされて生くる一日や沙羅の花大津市 平井紀夫 風鈴の揺るるに任すメ・・・
ぢぢばばと担いだ土持ちひのきしん冷たい麦茶とカレーライス玉野市 藤原良用 生かされて子等(ら)と帰りし初夏の地場 子供の如く頭(こうべ)を垂れる狭山市 平本トミ子 賑やかなおぢばの夏の祭典に集う童の歓・・・
大西明美さん60歳・石岐分教会教人・岐阜県各務原市 教祖140年祭に向けて、自分にできるにをいがけをさせてもらおうと、3月からリーフレット配りを地域で続けています。 きっかけは、長年勤めた看護師の仕事・・・
私は子どものころ、はしかにかかったことがある。三日ばしかとよばれる軽いものに一度、そして本格的なそれにも感染した。しかし、まわりからそれほど心配された記憶はない。だれでも、とりわけ子どもがよくおちいる・・・
ラジオ番組、本、人との巡り合わせ数々の偶然は「すべて神様の導き」 『すきっと』第26号「ヒューマン」に登場した生田與克さん(60歳・原宿分教会ようぼく・東京都中央区) 【いくた・よしかつ】1962年、・・・
教祖140年祭へ向かう三年千日の“踏み出しの年”も折り返し。各教会では、教友同士が勇ませ合って成人の歩みを進められるよう、さまざまな取り組みが行われている。今回は、先ごろ団参などを実施した三つの直属教・・・
「こどもおぢばがえり」の看板が、おやさとやかた真南棟の欄干に掲げられ、いよいよ“子供の祭典”が始まる――。 4年ぶりとなる今夏の「こどもおぢばがえり」は、「しこみ・ふせこみ行事」「おたのしみ行事」の一・・・
自分以外の誰かがあらわしたものを、勝手に流用することは、いっぱんにゆるされない。盗作として、きびしくとがめられる。とりわけ、美術や音楽、また文芸などの世界では、指弾されてきた。 学界でも、事情はかわら・・・
馬渕道弘さん34歳・弘本巢分教会長後継者・岐阜県瑞穂市 教祖140年祭に向け、教会の御用の合間を縫って神名流しを続けている。この姿を、教祖がお喜びくださっていると信じ、地域の隅々まで天理王命の神名と拍・・・
教祖140年祭へ向かう三年千日の“踏み出しの年”も折り返しを迎えた。現在、ようぼく・信者がたすけ一条の歩みを推し進められるよう、各教区では“横のつながり”を生かした、さまざまな活動が行われている。今回・・・
昔ながらの手植えで農作業に勤しみ、教えを味わう――。恒例の本部「田植え」は6月23日、天理高校農事部杣之内農場で行われた。 当日午前、中山はるえ様、大亮様ご夫妻が田んぼへ。本部在籍者や天理高校職員、農・・・
教祖140年祭へ向かう旬に、これまでよりも一歩成人した姿を目指す――。「全教会一斉巡教」を終え、現在、各地では教会長を先頭に、ようぼく・信者が仕切ってたすけ一条の歩みを進めている。この新コーナーでは、・・・
教祖140年祭へ向かう旬に、これまでよりも一歩成人した姿を目指す――。「全教会一斉巡教」を終え、現在、各地では教会長を先頭に、ようぼく・信者が仕切ってたすけ一条の歩みを進めている。この新コーナーでは、・・・
3月のWBCでは、野球の国別対抗戦だが、日本代表チームが優勝した。いわゆる侍ジャパンが日本に、一位の栄冠をもたらしている。旧聞にぞくする話題でもうしわけないが、あれをもういちどふりかえりたい。 全日本・・・
よろこびの種を蒔かねば春の土豊川市 菊地美智代 手を離れ子の夢運ぶ紙風船横浜市 番家達也 ひたすらに歩く遍路の笠光る今治市 仙波絹子 理の運び松の芯立つ教祖殿天理市 北をさむ 春灯やはえでのつとめ厳か・・・
ベランダに朝夕睦むイソヒヨドリにどう伝えよう引越しのこと大津市 中山美智代 ラジオよりノルウェー民謡流れきてどこか「与作」に似て口遊む所沢市 岡田陽一 小駅出て聞き覚えある江州弁ぽあんぽあんとたんぽぽ・・・