道の仲間と心を通わせて – メモリアルフォト 立教187年「学生生徒修養会・高校の部」
2024・8/21号を見る
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「学生生徒修養会・高校の部」では、全国各地から帰り集った高校生たちが「グループタイム」を中心とするプログラムを通じて、信仰の喜びを分かち合った。ここでは、各学年に設けられた「人と向き合う」「自分と向き合う」「神様と向き合う」の三つのテーマごとに、道の仲間と心を通わせた若者たちの5日間を、写真とコメントで振り返る。
1年生「人と向き合う」
1年生のプログラムでは、家族や友人など周囲の人との関わりについて考える「グループタイム」が持たれた。また、「ゲームラリー」や「ひのきしん」を通じて、陽気ぐらしの生き方について学んだ。
受講生の一人、荒木大晴さん(1年・攝豊分教会所属・大阪府池田市)は「ゲームラリー」を通じて、これまで仲間に自分の意見を押しつけがちだったことに気づき、相手の意見に耳を傾けられるようになったと振り返る。
荒木さんは「これからも『相手を尊重し、人に優しくすること』を忘れず、人生で一度しかない高校生活をより良いものにしていきたい」と笑顔を見せた。
2年生「自分と向き合う」
2年生は、お道の教えをもとに自分自身を見つめ直し、陽気ぐらしへの一歩を進めるためのプログラムに取り組んだ。期間中、受講生は仲間との談じ合いを通じて、信仰の喜びを分かち合った。
藤井莉愛奈さん(2年・城倉分教会所属・福岡県北九州市)は、班の仲間と話す中で、相手の姿を通して自分の心と向き合うことの大切さを学んだという。
藤井さんは「周囲の人たちに『もっとこうしてほしい』と一方的に思うのではなく、自分の心と向き合うことで周りの見え方が変わってくると気づいた。これからも学修で学んだことを忘れずに、道を歩んでいきたい」と話した。
3年生「神様と向き合う」
3年生は、親神様・教祖、お道の教えをあらためて学ぶとともに、日常生活にあふれるご守護について考え、語り合うプログラムが持たれた。
「かしもの・かりもの」の講話に真剣に耳を傾けた二宮佑太さん(3年・大洋輝分教会所属・愛媛県今治市)は、これまであまり意識していなかった、神様からお借りしている体や与えられた環境に感謝することの大切さを学んだという。
二宮さんは「将来は、教会長を務める父のように、自らの苦労をいとわず、お借りしている体を使って人のために働けるようぼくを目指したい」と決意を語った。
スナップ 学修・高校の部
真柱様、はるえ奥様は12日、1年生の「グループタイム」の様子をご覧になった。また、大亮様は11日、2年生と3年生のプログラムをご視察。受講生に笑顔で声をかけられた。