天理時報オンライン

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こころを聴く 寄り添うカウンセリング 【AI音声】

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【再生時間:4時間32分】

「心理相談」の草分けが語る子育てと若者育成の心得
心理臨床の重要手法「箱庭療法」を日本で初めて導入したことで知られる天理大学は、「教育相談室」を1955年に設置し、地域に根差した心理相談に率先して取り組んできた。その草分けとして、長年、相談者に寄り添い続けてきた著者がつづる「カウンセリングの心得」。

書籍発売:2020年3月

紙の本の価格:¥1,430(税込)
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【著者プロフィール】

堀尾治代 (ほりお・はるよ)

〈1946~2018〉 兵庫県姫路市生まれ。1974年、京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。教育学博士。臨床心理士。天理よろづ相談所病院「憩の家」心理相談室嘱託、名古屋市立女子短期大学助教授、京都大学保健管理センター非常勤講師、天理大学教授など歴任。著書に『教育心理学を学ぶ人のために』(共著・世界思想社)、『心理臨床と宗教性』(共著・創元社)など

  • まえがき 菅野信夫
  • カウンセラーの仕事
  • Ⅰ カウンセリング入門
    • 普通に接して!
    • 〝心〟を聴いてみませんか
    • まずは心を〝白紙〟にして
    • 心に治めることが信頼のカギ
    • まず自分を知ることから
    • 面接時間を制限する意味
    • 【コラム】「心の病」とは
    • 心を遊ばせる
    • 〝心の窓〟とつながる
    • 電話線の向こうから
    • 家族の理解を深める
    • 精神障害への正しい知識を
    • 〝心の時代〟に向けて
    • 【コラム】心の傷を癒やすカウンセリング
  • Ⅱ 相談室の風景
    • 「お母さん、僕、目を開けていいの?」
    • ダイエットから過食症へ
    • 自慢の息子がどうして?
    • うつ病の家族を支える
    • ずっと一緒にやってきたのに
    • 「枠」に守られるということ
    • 寝てばかりの息子
    • 夫婦でもう一度
    • キティちゃんの家づくり
    • 「心」を「受」けてノ(の)をつける
    • 私は周りの人に迷惑をかけている
    • 希望を失わず共に居続けること
    • 【コラム】基本は本人の力を信じること
  • Ⅲ 揺れる思春期・青年期
    • 〝終わらない〟思春期
    • 【コラム】母の〝ぬくもり〟
    • 「不登校」に寄り添う
    • 【コラム】なぐり書きをしながら
    • 【コラム】黙って見守るお母さんに寄り添って
  • Ⅳ 若者と宗教 青年期の課題
    • ヤマアラシ・ジレンマからの脱却
    • 現代青年と宗教
    • 【コラム】新々宗教と若者たち
    • 〝大人になる〟のが難しい時代
  • 終わりに――このごろ思うこと
  • あとがき 堀尾尚志
  • 堀尾治代略歴
  • 主要業績
  • 初出一覧