自作のリーフレットで教祖のお心伝え – 三年千日 ひながたと私
内山真太朗(田主丸分教会長・40歳・福岡県久留米市)
このたびの年祭活動にあたって直属教会で行われた本部巡教では、講師の先生から「年祭活動では、普段、取り組もうと思っていてもなかなか取り組めていないことを、つとめていただきたい」という旨のお話を頂きました。
そこで、コロナ下でなかなかできなかった「人と直接顔を合わせる布教活動」を、教会につながる人たちと共に勇んでつとめたいとの思いから、戸別訪問のツールとして、毎月1種類、オリジナルのにをいがけリーフレットを作成し、それを持って皆でにをいがけに歩かせてもらうことにしました。
教祖は、人の心を水やほこりに例えたり、農事や大工など、当時の人々に身近なものを例えに用いたりして、どうすれば人々に親神様の思召を伝えられるかに心を砕かれたとお教えいただきます。そのひながたを胸に、お道を知らない方々が「思わず読みたくなるリーフレット」、そして、よふぼく・信者の皆さんが「思わず配りたくなるリーフレット」をコンセプトにしました。季節や世相、流行など、現在の人々に身近な題材を用いながら教えを紹介し、妻がデザインを担当しています。
教会に生まれ育ち、おぢばの学校でお育ていただいた私と、信仰初代でデザイン関係の仕事をしていた妻との共同作業。妻は私の文章に未信者の視点から助言し、私も妻のデザインに素人目線で助言し、時にぶつかり合いながらも、お道を知らない人に手に取って読んでもらうには、どういう内容にすればよいかと二人で考え、カラー刷りで手のひらサイズのリーフレットを毎月制作しています。そして、月次祭で神前に供えたうえで、よふぼく・信者の皆さんにお配りし、1カ月間それぞれに実動させていただています。
昨年8月に始めたこの取り組みのおかげで、戸別訪問に歩いてくださるよふぼく・信者が増え、訪問先からも、「リーフレットを楽しみにしている」という、うれしい声を聞かせていただきます。
相手の目線に立って人々に教えを伝えられた教祖のひながた、お心を忘れず、今後も夫婦で心を砕きながら、教祖のお心を感じてもらえるようなリーフレットを作っていきたいと思います。