地方の役をうまく務められない – 人生相談
Q. 所属教会の月次祭で地方を務めるとき、どうしても高い声が出せず、うまく歌えません。せっかく役目を頂いているのに、しっかり務められないので情けない気持ちになります。今後、どんな心で務めればいいでしょう。(60代男性)
A. 毎月の月次祭に参拝し、おつとめを勤めることは一番大切な信仰実践です。教会の月次祭は、おぢばの理を戴いて勤められる「命の切り換えをする大切なつとめ」であり、「よろづたすけを祈願する大事なつとめ」であります。
おつとめは上手下手よりも、勤めることが大切です。勤めるときの心構えとして重要なのは、「親神様にもたれきる心」「勇み心」「合わせる心」「たすけ心」と教えられています。このつとめで世界がたすかるんだという強い気持ちと使命感を持って、一手一つに心を合わせ、勇んで勤めることが何より大事です。
そのためにも、地方に限らず、おてふりや鳴物も、普段から練習を重ねることが求められます。特に、地方には声の高低、節回し、リズムがあり、正確に歌うことは容易ではありません。中山善衞・三代真柱様が、地方を務められたCDを聞くなどして、練習を重ねたいものです。どうしても高い声が出ず、申し訳ない気持ちならば、一人で悩まず、いまの気持ちを会長さんに素直に伝え、アドバイスをもらうことをお勧めします。
そのようなおつとめに対する真摯な姿勢が、あなたの真実として親神様に受け取っていただき、世界たすけのうえに働いていただける“物種”になると思います。
回答者:平澤勇一(磐城平大教会長・福島教区長)