「教祖、ただいま帰りました」- 団参特集 教祖140年祭
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教祖140年祭に各地から親里へ
声をかけ合い、手を取り合って
「教祖、ただいま帰りました」。教祖140年祭へ向かう三年千日の期間、各地のようぼく・信者たちは「諭達第四号」を指針に、ひながたを目標にした教えの実践を心がけるとともに、同じ教会につながる信者たちと、あるいは地域の教友たちと声をかけ合い、手を取り合って成人の歩みを進めてきた。
そして迎えた1月26日、ご存命でお働きくださる教祖に“三年千日の成果”をご覧いただきたいと、教会や教区・支部で団参を組むなどして、大勢の教友たちが共に親里へ帰った。
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各地の教会では、年祭活動1年目の立教186年、前年に始まった「本部巡教」に続いて、「全教会一斉巡教」が順次実施された。
一方、地域では、三年千日の期間中に「ようぼく一斉活動日」が全5回開催され、同じ地域に住む教友たちが互いに励まし合い、勇ませ合いながら、それぞれが定めた目標の達成に向けて歩みを進めてきた。
さらに、2年目の立教187年と翌188年は、例年9月に設けている「にをいがけ強調の月」を「全教会布教推進月間」と定め、各地の教会を拠点に活発な布教活動が繰り広げられた。
厳しい寒さの中も
年が明けて年祭が間近に迫るなか、各地の教友たちは最後まで心定めの完遂を目指そうと、実動にさらに拍車を掛けてきた。
年祭が目前に迫る1月21日から日本列島に今季一番の寒気が流入し、日本海側を中心に各地で大雪に見舞われた。特に25日は全国で非常に厳しい寒さとなり、地域によっては平年の倍以上の積雪となって、飛行機や電車の運休、道路の通行止めなどの交通障害が相次いで発生した。
こうした中も、年祭当日までに各地から団参が相次ぎ、26日の親里は大勢の帰参者であふれた。
九州から新幹線と貸し切りバスを利用して親里へ帰った直属教会、北海道から複数の便に分乗して飛行機でおぢば帰りした教会、にをいがけ・おたすけを通じてお道につながった人を伴って帰参した教会、「ようぼく一斉活動日」をきっかけに地域の教友がつながりを強めて団参した支部――。それぞれが多くの人たちに声をかけ、海や山を越え、教祖を慕って、親里ぢばに帰ってきた。
一人でも多くの人を伴って
九州から新幹線を利用し
東肥大教会
1月24日夕刻、東肥大教会(小森正一会長・熊本市)の教友ら213人を乗せた大型バスが詰所に到着した。
同大教会では、「教祖にお喜び頂く成人を果たそう」をスローガンに掲げ、年祭活動中の積極的なおぢば帰りを推進してきた。その集大成となる年祭当日の団参では、九州新幹線を利用した「東肥大教会教祖140年祭新幹線団参」を計画。ようぼく・信者に周知するとともに、旅行会社と折衝を重ね、JR熊本駅から新大阪駅までの直通便車両2両半を貸し切ることになった。
出発前日の23日、大雪の影響による交通機関の乱れが予想されたことから、急遽、阿蘇地方や鹿児島県の団参参加者の一部が大教会に宿泊した。
迎えた当日、九州新幹線「みずほ」と「さくら」の2便に分乗し、JR熊本駅を出発。新大阪駅からは大型バスに乗り換え、夕刻、親里に到着した。
翌25日、一行は本部神殿で「お願いづとめ」に参拝後、「教祖140年祭特別展示『おやさま』」を鑑賞した。
参加者の一人、伊藤陽介さん(62歳・肥内分教会教人・熊本県阿蘇市)は一昨年11月、兄が交通事故を起こし、意識不明の重体に陥った。その後、兄のたすかりを願っておつとめを勤め、おさづけを取り次ぐ中で、徐々に快方へと向かうご守護を頂いたという。
伊藤さんは「親神様・教祖にお礼申し上げようと、兄と共に団参に参加した。日々の信仰実践の積み重ねの大切さを、年祭の旬にあらためて実感した。これからも教会にしっかりと心をつなぎ、感謝の心を忘れずに通っていきたい」と話した。
大雪の合間に空路で帰参
統北分教会
札幌市の統北分教会(山本一元会長)は1月24日から28日にかけて、「教祖140年祭統北おぢばがえり団参」を実施。162人が帰参した。
このたびの三年千日活動では、「一日一動」を合言葉に、教祖にお喜びいただくための行いをそれぞれが心定めし、信仰実践を続けてきた。また、教会の夕づとめ後におさづけの取り次ぎの時間を設けるなどして、ようぼく・信者に積極的な取り次ぎを呼びかけ、3年間のおさづけの取り次ぎ回数は3万9,258回を数えた。
24、25の両日、同教会の教友たちは、悪天候の影響で飛行機の欠航が危ぶまれるなか、8便に分乗して帰参。年祭の参拝後には、三年千日活動をつとめきったお礼のおつとめを勤めた。
参加者の一人、園田富恵さん(68歳・同教会統園布教所長夫人・札幌市)は6年前、「肺がん」のステージ4と診断された。その後、夫・治夫さん(70歳・同布教所長)と共に「おふでさき」の拝読と十二下りのてをどりまなびを毎日続けることを心定め。年祭活動中は、にをいがけ・おたすけにも積極的に動いてきた。
そのなか昨年1月、がんが寛解。1年間の経過観察を経て、完治するという鮮やかなご守護を頂いた。
園田さんは「教祖140年祭に帰参することができ、有り難い限り。私の身上を機に、家族も真剣に信仰を求めるようになった。これからも心定めを継続し、家族と共に成人の道を歩みたい」と笑顔を見せた。
旬に勇んで布教実動を続け
八生兵庫分教会
神戸市の八生兵庫分教会(西村一郎会長)は1月26日、大型バス2台などで団参を実施。ようぼく・信者88人が参加した。
年祭活動中、上級教会が三年千日活動として毎月行ってきた三座のおつとめと、「ようぼく団参」への積極参加を呼びかけてきた同教会。また、平時から西村会長夫妻を先頭にようぼく・信者が布教に歩くなか、昨年、直属教会から「教祖のひながたを手本に、“明るい心”で通りきろう」との成人目標が打ち出されると、布教実動にさらに拍車を掛けてきた。年祭活動中、189人を初席へと導き、35人がおさづけの理を拝戴した。
年祭当日、自らがようぼくへと導いた2人の信者と共に参拝したのは、日谷昌司さん(52歳・同教会ようぼく・神戸市)。15年前、依存症とてんかんの発作に悩まされるなか、西村順子・同教会長夫人(71歳)からにをいが掛かった。その後、修養科と教会での住み込み生活を通じて鮮やかにご守護いただいたという。
年祭活動中、身の周りでさまざまな身上・事情を見せられたという日谷さんは、「親神様からのメッセージが込められていると思ってつとめる中で、大難を小難に、小難を無難にご守護いただいた。これからも教祖を慕い、勇んで布教に励みたい」と決意を語った。
「一斉活動日」でつながり強め
神奈川教区横須賀支部
神奈川教区横須賀支部(青木幸雄支部長)は1月25日から27日にかけて、大型バス3台で団参を実施。管内の教友101人が参加した。
昭和34年から、本部月次祭に合わせた団参を始め、現在も「月参バス」と称して団参を毎月続けている同支部。こうしたなか、教祖140年祭へ向かう年祭活動がスタートした直後、「年祭当日に一人でも多くの人をおぢばへ」との声が上がり、準備を進めてきた。
その間、支部例会で告知したほか、「ようぼく一斉活動日」の際には、プログラム終了後、独自に製作したチラシを配り、参加を呼びかけてきた。
迎えた25日。大雪による道路の通行止めが懸念されるなか、約11時間の道のりを経て、午後6時すぎ、北大路乗降場に到着した。
参加者の一人、持田栄さん(74歳・佐野分教会上邑楽布教所ようぼく・神奈川県三浦市)と妻の幸子さん(72歳・同)は、「一斉活動日」をきっかけにバス団参に参加した。
これまで、仕事の都合で支部活動に参加することができなかった持田さん夫妻。そうしたなか、全5回の「一斉活動日」には仕事の都合をつけて欠かさず参加するうちに、支部の教友とのつながりができたという。
年祭の参拝を終えた栄さんは、「これまで不自由なく健康にお連れ通りいただいたことに感謝するとともに、今後も、ようぼくとして成人していきたいと、心を新たにした」と話した。









