企画特集 「2025年大阪・関西万博」開幕に寄せて
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「EXPO 2025 大阪・関西万博」は4月13日から10月13日までの184日間、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、大阪市臨海部の夢洲で開催される。万博が大阪で開かれるのは55年ぶり。ここでは、1970年「大阪万博」と本教の関わりについてのトピックスとともに、先ごろ「万国博覧会の歴史」をテーマに実施されたトーク・サンコーカンの内容を紹介する。
開幕が目前に迫った「大阪・関西万博」。158カ国・地域と7の国際機関をはじめ、各企業や団体が参加し、持続可能で豊かな未来の実現に向けた最新技術やアイデアを共有する。
大阪での開催は55年ぶり2回目。高度経済成長期のさなか、アジアで初めて開催された通称「大阪万博」は、世界77カ国の参加のもと、6400万人を超える入場者があった。国内が万博ムードに包まれるなか、その熱気は親里の往来にも大きな影響を与えた。
期間中、多くの“万博団参”が組まれた。たとえば、東北・北海道の教友たちはおぢばを参拝した後、一般公開初日に会場を訪れている。また新潟教区では、630人が「万国博団体臨時列車」第1号に乗って親里へ。出発前に駅で催された式典は、テレビのニュースでも報道された。
一方、アメリカ館に資料を出展した国立アメリカ・インディアン博物館長のフレデリック・J・ドックシュテーダー氏夫妻が天理参考館を来訪するなど、万博関係者による往来も相次いだ。
このほか、万博のシンボルともいえる桜をかたどったロゴマークは、本教信者でグラフィックデザイナーの大高猛氏(故人)がデザインしたもの。選考に残った57点のうち、最終候補の2点はともに大高氏の作品だったとされる。なお、大高氏はのちに天理教少年会や日清食品、運輸省(当時)などのロゴマークも手がけている。
記念スタンプなどを紹介
天理参考館(橋本道人館長)は3月14日、トーク・サンコーカン「万国博覧会の歴史」を同館研修室で実施。登壇した幡鎌真理学芸員は、およそ170年にわたる万博の歴史を詳しく解説した。
その中で、大阪万博は日本にとって4度目の悲願だったとして、列強への仲間入りを果たすべく3度にわたり東京での開催を計画するも、財政難などで実現しなかった背景を説明した。
また、大阪万博ではさまざまな展示の中で、通称「人間洗濯機」が大きな話題を集めていたことに言及。今年の大阪・関西万博で、同様のものが展示されることにふれ、「50年を経て、どのように技術が進化しているかに注目したい」と見どころを語った。
下記URLから、「大阪万博」のロゴマークを作成した大高猛氏の記事を見ることができる
https://doyusha.jp/jiho-plus/pdf/20250409_banpaku.pdf