折々の小さな“説教” – おやのことば・おやのこころ
いかほどにむつかし事とゆふたとてとかすにいてハわかるめハなし 「おふでさき」四号99 9月初旬、天理教校専修科の教会実修として上級教会にやって来た専修科生さんと地域のにをいがけに回りました。はつらつと・・・
いかほどにむつかし事とゆふたとてとかすにいてハわかるめハなし 「おふでさき」四号99 9月初旬、天理教校専修科の教会実修として上級教会にやって来た専修科生さんと地域のにをいがけに回りました。はつらつと・・・
不思議というは、善き事も不思議、悪き事も不思議。 「おさしづ」明治24年6月6日 これは若いころの思い出ですが、いまごろになって心に掛かるのです。 筆者は若いころ、大変なヘビースモーカーでした。デスク・・・
結構と思うて、これからどんな道もあるから、楽しんで通るよう。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』36「定めた心」 この夏、パリ五輪の観戦に夢中になった人も多かったのではないでしょうか。選手たちの活躍に感化され・・・
六ッ むりなねがひはしてくれな ひとすぢごゝろになりてこい 「みかぐらうた」三下り目 5月のある晩、妻が遅くまで電話で話し込んでいました。相手の女性は、20代のころ修養科で知り合って以来の友です。・・・
さあ海越え山越え/\/\、あっちもこっちも天理王命、響き渡るで響き渡るで。 『稿本天理教教祖伝』第九章「御苦労」 暦のうえでは立秋から処暑へ。夜風にも涼しさを感じるようになりました。日暮れが毎日1分ず・・・
二ッ ふうふそろうてひのきしん これがだいゝちものだねや 「みかぐらうた」十一下り目 「こどもおぢばがえり」の団参を終え、心はつらつと自教会へ戻ってきました。子供たちの歓声と笑顔、受け入れの方々の・・・
たん/\とよふぼくにてハこのよふをはしめたをやがみな入こむで 「おふでさき」十五号60 梅雨明け前の早朝、車を走らせていると、雲間から七色の虹が差しているのに気づきました。 虹は気象に加え、見る者と太・・・
七ッ なか/\このたびいちれつに しつかりしあんをせにやならん 「みかぐらうた」九下り目 新年度が始まったと思ったら、あっという間に夏休み・お盆のシーズンが近づいてきました。目前に迫る「こどもおぢば・・・
をやのめにかのふたものハにち/\にだん/\心いさむばかりや 「おふでさき」十五号66 彩り豊かな夏野菜が旬を迎えています。 トマト、ナス、ピーマン……。みずみずしい採れたての野菜を、今月も自教会の月次・・・
善吉さん、良い声やったな。おまえさんが帰って来るので、ちゃんとお茶が沸かしてあるで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』94「ちゃんとお茶が」 2024年6月16日の「父の日」、大阪・堺で催された「おうた演奏・・・
だん/\と心しづめてしやんするすんだる水とかハりくるぞや 「おふでさき」二号26 早まる日の出に夏の気配を感じていたら、思い出したかのように梅雨入りです。近畿地方では昨年より3週間ほど遅れた一方、6~・・・
子供の方から力を入れて来たら、親も力を入れてやらにゃならん。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』75「これが天理や」 いつもの散歩道で、涼しげな水色のアジサイを見つけました。傍らで花開く白いシャクヤクの香りも・・・
二ッ ふじゆうなきやうにしてやらう かみのこゝろにもたれつけ 「みかぐらうた」九下り目 先日、長男が帰ってくるなり、綿毛のついたタンポポの花を見せてくれました。帰り道で摘んできたようです。「風通・・・
さあ/\楽しめ、楽しめ。どんな事するのも、何するも、皆、神様の御用と思うてするのやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』65「用に使うとて」 小欄の執筆を始めてから、「ネタ切れにならないの?」と心配していた・・・
七ッ なにかよろづのたすけあい むねのうちよりしあんせよ 「みかぐらうた」四下り目 青田をわたる風も心地よく、行く春が惜しまれる時節となりました。 地域の教友と共に、報恩感・・・
そのぢばハせかい一れつとこまてもこれハにほんのこきよなるぞや 「おふでさき」十七号8 先日、女性ようぼくMさんに会うために長崎県佐世保市を訪れました。 御年90歳のMさんは、福岡に住んでいた際に入信し・・・
一れつにはやくたすけをいそぐからせかいのこゝろもいさめかけ 「みかぐらうた」よろづよ八首 「お勇めに行かせていただく」。私どもの教会で、筆者が小さいころからよく聞いた言葉です。それが月々の講社祭を指す・・・
にち/\によふきづとめのてがつけば神のたのしゆみいかほとの事 「おふでさき」四号 23 春4月。多くの若者たちが新社会人として一歩を踏み出しました。初出勤から半月余り、徐々に職場にも慣れ、スーツの着こ・・・
一代より二代、二代より三代と理が深くなるねで。理が深くなって、末代の理になるのやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』90「一代より二代」 3月末、大教会の少年会総会が催され、中学校を卒業したばかりの姪と小・・・
一ッ ひろいせかいのうちなれバ たすけるところがまゝあらう 「みかぐらうた」五下り目 遅咲きのサクラの便りを耳にしながら、慌ただしい年度末を迎えました。 この時期は別れの季節ともいわれるように、卒・・・