「信心十分の理あればこそ」- 視点
以前『信心事始』(深谷太清著・学生担当委員会)が発行されたとき、「信心」という言葉に惹かれ、思わず手に取った。 辞書で引くと、「加護を願って、神仏を信じること。また、神仏を信じる心」とある。類語に「信・・・
以前『信心事始』(深谷太清著・学生担当委員会)が発行されたとき、「信心」という言葉に惹かれ、思わず手に取った。 辞書で引くと、「加護を願って、神仏を信じること。また、神仏を信じる心」とある。類語に「信・・・
近年、社会的な課題となっていることの一つにヤングケアラーへの支援がある。ヤングケアラーとは、ケアを要する人が家族にいる場合に、本来は大人が担う家族の世話や介護などを行っている18歳未満の子供のこと。国・・・
今月29日は「全教一斉ひのきしんデー」が行われる。昭和7年に「全国一斉ひのきしんデー」として始まって以来、今年で90周年を迎える。 例年は支部ごとに会場を設定し、ようぼく・信者が一堂に会して実施してき・・・
「礼儀正しさ」の重要性が近年、世界的に見直されているという。 2019年刊行の『Think CIVILITY――「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』(クリスティーン・ポラス著・東洋経済新報社)では・・・
ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始してから1カ月以上になる。各地で戦闘が続き、事態は収まる気配がない。 この状況に対して、教会本部ではホームページ上にメッセージを公開。また国内の教会や海外の布教拠点で・・・
連日の報道でウクライナでの凄惨な状況を目にし、動揺と悲しみが止まらない。あらためて原典を紐解き、こうした事態に対する親神様の思召を思案してみたいと思う。 「おふでさき」には、戦争を意味する語「たたかい・・・
昭和39年に出版された有吉佐和子の小説『非色』が話題になっている。当時のアメリカ社会における人種差別がテーマで、長い間絶版になっていたが、先ごろ世界中に広がった人種差別の撲滅を訴える運動(Black ・・・
東日本大震災から11年が経った。平成23年3月11日に三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の地震で発生した津波は、岩手、宮城、福島の沿岸部を襲い、死者、行方不明者、震災関連死が約22,000人を超え・・・
日本では4月から成人年齢が20歳から18歳へと引き下げられる。18歳からは民法上、親権に服することがなくなり、進路や住居を自分で決めることができ、携帯電話の契約やクレジットカードの作成などに親の同意を・・・
長引く新型コロナウイルス感染拡大の影響で、在宅勤務の普及や巣ごもり需要などにより、家庭から出されるプラスチックごみの量が急増している。買いだめをした食品のトレーや包装はもとより、飲食店からのテイクアウ・・・
2月20日に閉幕した北京冬季オリンピック。大会期間中、世界のトップアスリートがしのぎを削る名勝負が繰り広げられた。なかでも印象深いのが、羽生結弦選手が挑んだ4回転半ジャンプ(4A)だった。 羽生選手は・・・
できればかけたくないが、いざとなれば頼るのが「110番」の緊急通報だ。警察には年間800万件超の緊急通報が寄せられており、国民の15人に1人が連絡した計算になる。少し歴史をひもとくと、1948年に全国・・・
朝のニュース情報番組から始まり、雑誌やインターネット、ショッピングモール等、至るところで占いを目にする。占いの市場規模は1兆円ともいわれ、およそ4人に1人がこの1、2年の間に、おみくじを引いたり、易や・・・
厚生労働省が生活保護の被保護者調査を毎月行っている。年初は1月5日、昨年10月分の概数を報告した。内容は、生活保護申請件数や保護開始世帯数、当該時点の被保護世帯数や実人員数などだ。過去2年分の各月数値・・・
真柱様が年頭あいさつで教祖140年祭に言及されてから、初めての春季大祭を迎える。 年祭に向けての三年千日は、いつも以上に集中して、教祖ひながたをたどる時旬である。 近年「ひながた」に対して、暗いイメー・・・
世界がコロナ下の状況になって3年目に入った。日本では、昨年秋から感染状況が収まりを見せ始め社会に明るさが戻っていたが、年明けとともに新たな変異株が急速に拡大したことで、社会に再び不安が広がっている。筆・・・
新型コロナウイルス感染が世界中に拡大して2年ほど経つなか、多くの会社・企業が業績を落としている。 トヨタ自動車は今年5月、2021年3月期の連結業績が、売上高で前年比19.8パーセント減の24兆円、営・・・
高齢の親が、長年引きこもる子供を支える「8050問題」と呼ばれる家族形態が、親子の高齢化・状態の長期化により「9060問題」へと移行し始めているという。 「8050問題」とは、80代の親が50代の子供・・・
コロナ禍の影響の一つに、人と人とのつながりが分断されたことがある。しかし、この分断・孤立化の傾向は、いまに始まったことではない。 青年会本部発行『あらきとうりよう』284号の石田光規氏(早稲田大学文学・・・
一年回顧には気が早いが、今年の10大ニュースに、大リーグの大谷翔平選手の偉業が入るのは間違いないだろう。 ア・リーグMVP(最優秀選手)に満票で選ばれたニュースは、太平洋を越えて大きな話題となった。投・・・