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毎日、小さなことからでも実行し


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石橋千夜子(本部直属玉江分教会長 69歳・大阪市天王寺区)

ちょうど10年前。教祖百三十年祭へ向かう三年千日1年目の1月、会長を務めていた夫の体にがんが見つかり、その年の12月に出直しとなりました。

お道と無縁の環境で育ち、縁あって教会に嫁いだ私は、何も分からぬまま会長の妻として日々を過ごすばかりでしたが、翌年には夫の後を引き継ぎ、会長になりました。

それからの9年間には、教会役員や部内教会長といった、頼りにしていた人が次々に出直すなど、つらいことが多々ありました。しかし、お道が嫌だと思ったことは一度もありません。どんなにつらいことがあっても、「教祖のひながたを思えば」と、心の切り替えができるのが、お道のありがたさだと思います。

私どもの教会では、教祖百四十年祭へ向けての活動方針を、「親神様の思いに一歩でも近づき、教祖のひながたを一つでも実践し踏み出そう」としました。これを、まず私自身が心がけ、毎日一つでも、どんな小さなことからでも、親神様・教祖にお喜びいただけそうなことを実行するようにしています。

その一つとして、子供たちの見守りをさせてもらっています。教会の前が通学路で、車もよく通るので、朝は落ち葉掃きやごみ拾いをしながら「おはようございます。行ってらっしゃい」、夕方は「お帰りなさい」と声かけをし、子供の安全に気を配っています。

また、地域の人たちとの交流も心がけています。教会の掲示板に『天理時報』や『天理いきいき通信』を張っておくと、道行く人がよく読んでくださり、それを話題に、毎日のように地域の人たちとおしゃべりしています。

また、知人に頂いたひな人形も人気があり、毎年、地域の人たちが見にきてくださいます。今年はその中に2歳と5歳の幼い姉妹がいて、それからよく遊びにきてくれるようになりました。にぎやかな彼女たちのおかげで教会の雰囲気が明るくなり、うれしく思います。親御さんも喜んで連れてきてくださっています。

教会に嫁いで27年、会長の御用をつとめるようになって10年、部内の会長さんなど多くの方々に助けていただき、先人の霊様にも見守られ、いま、あらためて感謝しています。この三年千日の日々、諭達に込められた真柱様の思いをしっかり心に治め、ひながたの道を通る心定めをして、たすけの旬、たすかる旬を勇んで過ごしていきたいと思います。