天理時報オンライン

「成ってくることを喜ぶ」を信条に


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武田和人(高大市分教会長・56歳・愛媛県大洲市)

教会長任命のおはこびをさせていただき7年が経とうとしています。

「受け取り上手、そして明るく陽気な雰囲気の絶えない教会を目指したいと思います」とは、就任奉告祭のときに皆さんの前で誓った言葉です。

教会長任命講習会で講師の先生から、真柱様のお言葉として「お道が陽気ぐらしを旗印に掲げているということは、この道を信じる人の集う所には陽気ぐらしの雰囲気が漂っていなければならないと思うのであります」と聞かせていただきました。このお話に感銘を受け、奉告祭の誓いの言葉とさせていただいたのです。

教祖百四十年祭に向けて、高岡大教会が掲げる「日々の実践目標」の中に、「人のたすかり、世界の治まりを願って一日一回お願いづとめをつとめさせていただきましょう」「“底なしの親切心”を持って人に接し、一日一回にをいがけ・おたすけをさせていただきましょう」「感謝の気持ちを行動に表し、一日一回外に向かってのひのきしんをさせていただきましょう」とあります。

この、おつとめと、おたすけと、ひのきしんを三年千日続けることで、すべてのよふぼくが新たに一人のよふぼくをお与えいただけるとお示しくださったのです。そして「陽気ぐらしの雰囲気」が漂う教会へと前進させていただき、次代につなげていく礎を築くことができるとお示しくださっているようにも感じました。

ありがたいことに、私はこの7年間にたくさんの身上や事情をお見せいただきました。そのたびに治まりを願い、おつとめを通して親神様・教祖にもたれさせていただくなかで、「成ってくることを喜ぶ」という勇み心を仕込んでいただきました。

おつとめを大きな声で勇んで勤めていると、心がワクワクして、どんな身上や事情であってもありがたく思えてくるのです。本当にありがたい心づかいを仕込んでいただいたと感謝しています。

教会長となって初めて迎えた、教祖年祭への三年千日。大教会の実践目標に沿い、千回のお願いづとめと、千回のおさづけの取り次ぎを、私の心定めとしました。これからの素晴らしい人々との出会いを楽しみ、たすけ合い、喜び勇んで、日々のご守護に感謝して通らせていただきます。

私にとって教会は、たくさんのご守護を頂いた「おたすけの道場」です。何があっても「受け取り上手」「成ってくることを喜ぶ」を信条に、今を、そして三年千日を喜び勇んで通らせていただきます。