少年会員と共に一手一つの感動を -「鼓笛活動70年のつどい」少年会
2024・6/5号を見る
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少年会本部(田邊大治委員長)は5月25日、「鼓笛活動70年のつどい」を本部第2食堂で開催。直属・教区団の団長や鼓笛隊の関係者491人が参集した。
昭和29年の第1回「おぢばがえりこどもひのきしん」(のちの「こどもおぢばがえり」)終了後、布教部は「子供たちの団体活動を円滑にするために、子供たちによる音楽隊ができないか」と発案。時を同じくして「音楽をもっと布教に活用しては」との声が教内から上がり、本教の鼓笛活動が始まった。
翌30年、第1回「鼓笛バンド講習会」を開催。各地で鼓笛隊が結成され、同年の「おぢばがえりこどもひのきしん」では「鼓笛バンドお供演奏」の機会が設けられた。以後、「こどもおぢばがえり」に帰参する鼓笛隊が年々増加。50年には「鼓笛オンパレード」も始まるなど、鼓笛活動の充実が図られた。
現在、直属・教区団をはじめ海外を含む400超の鼓笛隊が活動し、教内外の諸行事で活躍。にをいがけの一助として、また道の後継者育成のうえにも大きな役割を果たしている。


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少年会では今年、「一人でも多くの少年会員と共に一手一つの感動を!」とのスローガンを掲げ、さまざまな行事を企画している。
今回の「つどい」は、本教の鼓笛活動70年の節目に、鼓笛活動の意義を再確認するとともに、さらなる活動の展開を目指そうと開かれたもの。
「つどい」では、まず、少年会長である真柱様のメッセージを、田邊委員長が代読。鼓笛活動は大人も子供も一手一つの大切さを学ぶ絶好の機会であるとして「子供たちが喜んで鼓笛に参加して、ゆくゆくは教会の御用に役立つ人に育つよう、優しい心で根気よく子供たちに向き合い、真っすぐ成長するよう導いてほしい」と一同に求められた。
この後、動画「鼓笛活動70年のあゆみ」を上映。続いて、東本団東本鼓笛隊責任者の川名慶彦氏が決意表明した。
最後に少年会のスタッフが、こどもおぢばがえりソング『ありがとう! 夏のおぢば』の演奏・演技を披露し、全員で『少年会の歌』を斉唱した。
「鼓笛活動70年のつどい」の様子をご覧いただけます。