一人でも多くのようぼくが年祭活動にふさわしい動きを – 全教一斉にをいがけデー
2024・6/26号を見る
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立教187年「全教一斉にをいがけデー」の実施要項が先ごろ発表された。推進役を担う布教部(土佐剛直部長)では、年祭活動にふさわしい動きとなるよう、教会長はもとより、一人でも多くのようぼく・信者の参加を呼びかけるとともに、新たに作成した「にをいがけデー」用リーフレットの積極的な活用を促している。
日ごろ教会などを拠点に、思い思いに展開しているにをいがけ活動を、年に一度、同じ地域に住むようぼく・信者が心を合わせて推進する「にをいがけデー」。布教部では、各地のようぼくが「にをいがけデー」を機に、家庭や職場など身近なところからにをいがけを心がけることを目指し、「教区・支部情報ねっと」や教区・支部報などを活用して、「ようぼく一斉活動日」の参加者などに丁寧な参加呼びかけを行うことを申し合わせている。
さらに、年祭活動が折り返しを迎えるなか、従来「にをいがけ強調の月」に定められている9月を、今年と来年は「全教会布教推進月間」と銘打ち、全教会が積極的に布教活動を展開し、一手一つに世界たすけの歩みを進めるよう促進。なかでも「にをいがけデー」では、より一層充実した動きを目指すためにも、過去の活動を振り返り、さまざまな立場のようぼくが参加しやすいように計画を立てることを呼びかけている。
また「にをいがけデー」に向けて実施要項を配布し、その中で、実動する際の注意点などを明示。リーフレットを投函する際は、必ず紙面に教会名や連絡先を記入すること、大人数での神名流しは複数箇所に分かれて行うこと、路傍講演では苦手な人も参加しやすいよう、リーフレット配りなどを併行して実施するなど具体的に例示している。
このほか、「にをいがけデー」をきっかけに、ようぼくが身近な人へのにをいがけに取り組むうえでの活動例として、おさづけの取り次ぎや、はがきや手紙を用いたにをいがけ、「天理教ホームページ」内の教えを分かりやすく伝える動画や音声などのコンテンツの積極的な活用、SNSを使ったにをいがけも紹介している。
ふしから気づきを得て
今年の「にをいがけデー」用リーフレット「『ふし』あればこそ」は、「ふしから芽が出る」という教祖のお言葉がテーマ。人生の節目は時につらさや悲しさなどを伴うものの、自らが育つための親神様からのお計らいであることを伝える内容となっている。その中で、節を一つひとつ乗り越えることで成長した自分の姿に気づけるとして、節は尊く有り難いものであり、生かしていくべきものであることが示されている。
布教部では、にをいがけ実動前に内容をよく読み、リーフレットに込められた思いを確認するよう呼びかけている。