天理時報オンライン

神様との約束を第一に – この旬に一歩成人


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梶間 歩さん
(32歳・紀上分教会長後継者・和歌山市)

天理大学卒業後、母校である天理教校学園高校の職員を経て、昨年、自教会に戻った。現在は、敷島大教会の青年会行事や支部の行事などに積極的に参加している。

そんななか、青年会敷島分会が今年1月から2月にかけて実施したタイ布教に参加した折、共に海を渡った先輩の一人が、教祖140年祭に向かう三年千日の心定めとして、毎日の路傍講演を続けていることを知った。

期間中も、先輩は毎日「神様との約束だから」と時間をつくっては、日本語が通じない地で街頭に立った。にをいがけに苦手意識があった私は、その姿に感激し、「自分も何かさせてもらいたい」と強く思った。

帰国後、自分にできる精いっぱいのにをいがけとして、毎日の神名流しを心に定めた。それからは神様との約束を第一に、「わずかな時間でも」と神名流しを続けている。

実動の前には、人との接し方など、自らの通り方を省みて心のわだかまりをなくし、澄んだ心で神名を唱えられるよう心がけている。そうすることで、少しでもお道の信仰者としての良いにをいが伝わると信じて――。

いまの目標は、年祭当日までに、にをいがけを通して出会った二人と共に修養科を修了すること。親神様・教祖にお喜びいただける姿に少しでも近づけるよう、目標達成に向けて、愚直に心定めを実行したい。