金沢市の所属教会に住み込んでいます。能登半島地震が発生した1月1日、激しい揺れにより教会建物の壁が一部崩れ落ちるなどの被害に見舞われました。その後、石川県内の状況が徐々に明らかになるにつれて、想像していたよりもはるかに大きな被害が広がっていることにショックを受けました。
こうしたなか、ニュース番組などで厳しい避難所生活を送る被災者がいることを知り、何か被災者のためにできることはないかと考えていたとき、石川教区婦人会の会員有志が、避難所などに届ける弁当を手作りするひのきしんを始めると聞き、すぐに参加を決意。3月まで月2回行われたひのきしんに協力しました。
その中で、ひのきしんに携わるすべての人が「被災者に少しでも喜んでもらいたい」という一心で一手一つに取り組む姿を目の当たりにし、お道の信仰者の「人をたすける心」を肌身に感じました。
このたびの地震について、教会の会長さんから「親神様から、より一層の成人を急き込まれているのだと思う」と聞かせていただきました。教祖140年祭活動2年目のいま、親神様の思召を思案し、一人でも多くの被災者のたすかりを願って、今後も積極的に支援活動に携わっていきたいと思います。