日課の“山歩”で登山道整備「高御位山の達人」と称され 長谷川英樹さん(77歳) – ヒューマンてんり人
兵庫県加古川市と高砂市の境に位置する高御位山に毎日登り、長年にわたって山道の点検・整備を続けている。昨年、日本観光振興協会関西支部から感謝状を送られた。 幼いころは体が弱く寝込みがちだった。高校からマ・・・
兵庫県加古川市と高砂市の境に位置する高御位山に毎日登り、長年にわたって山道の点検・整備を続けている。昨年、日本観光振興協会関西支部から感謝状を送られた。 幼いころは体が弱く寝込みがちだった。高校からマ・・・
携帯電話を持たずに散歩へ 昨年夏のこと。高齢の母が脚のけがで入院することになりました。新型コロナ感染症対策のため、まだ一切の面会が禁じられているころです。 隔離された病室が遠い世界のように感じられます・・・
梅と桜は日本の春に彩りを添える代表的な花ですが、その特徴は対照的です。 梅は、いまだ寒さが残る晩冬、ポツリポツリと咲き始めます。「探梅」とは、“花の魁”ともいわれる早咲き梅の香りを求めて野山を歩くこと・・・
明治7年創業、高知の老舗旅館「城西館」の若女将。12年前にNHK高知放送局を退いて結婚、若女将として勤めることになったが、接客の経験も自信もなく、周囲の期待や心配の声を耳にするたびにプレッシャーが募っ・・・
あの日、あこがれの先輩が 私の枕元に小さなポーチが置いてある。花柄の布地を何枚か縫い合わせたそのポーチは、大好きだった先輩のお母さんから頂いたものだ。 28年前の1月17日の夜だった。大学の同級生から・・・
ふと庭を見れば、北風のなか耐え忍ぶように咲く寒椿の赤い花が、ひときわ目を引きます。容赦なく吹きつける木枯らしや吹雪。陽が当たっても、弱い斜めの日差しでしかありません。 「よりにもよって、こんな時季を選・・・
JRA(日本中央競馬会)調教師として数多くの優秀な競走馬を育て上げ、一昨年勇退。以前から取り組んでいた、引退した競走馬に新たな“居場所”を与える活動に尽力している。 石川県内の天理教を信仰する家庭に育・・・
「全然いきいきしてないのに……」 エッセイの連載依頼があったと伝えたとき、高校生の次女がつぶやいた言葉です。“ダメ出し”されたのは残念でしたが、いつの間にか、親を一人の大人として対等に見られるようにな・・・
冬。筆者の住む地方の山あいは、見渡す限り黄色いミカンで覆われます。これ全部、誰が食べるのだろうと、たわいもない想像をしてしまいますが、食卓やリビングで大切な人との語らいに彩りを添えるのでしょう。 本当・・・
僕の風景画は、すべて現地で描いています。 春夏秋冬の光と風を感じながら風景と一体となります。アウトドアが僕のアトリエなのです。 写生場所……京都府木津川市 西薗和泉(にしぞの・いずみ)1960年、奈良・・・
11歳で旧ソ連の国費留学生としてキーウ国立バレエ学校に入学し、卒業後はキーウ国立バレエ団へ。以来、この街で35年間、バレエの発展に力を注いできた寺田宜弘さん。現在はウクライナ国外から教え子や仲間のダン・・・
日の暮れた山の辺の道は、昼間とはまるで別の顔を見せる。写真は環濠集落として知られる天理市萱生町。特にこの日は、夜の帳が下りると家々の白壁がぼうっと浮かび上がり、周囲にある古墳群は黒々として人を寄せつけ・・・
痛いとか、つらいとか、悲しいとか、苦しいとか、信仰していたら感じない。そんなはずはないのです。やっぱり痛いときは痛い、つらいときはつらい、悲しいときは悲しいのです。しかし、お道を信仰した人たちは、「だ・・・
「日本史の授業で、天理教の教祖は女性だと習ったのですが、どんな方だったのですか?」と、知人の娘さんに質問されました。 ◇ 天理教教祖・中山みき様のことを、私たちは親しみを込めて「おやさま」とお呼びして・・・
発祥は弥生時代 「好きな食べ物は?」と聞かれて、「おにぎり」と答える私は、少し変わっているのでしょうか。 おにぎりといえば、いまやコンビニのものが主流かもしれませんが、私が好きなのは、手作りの、しかも・・・
わが子には世間に通用する立派な大人に育ってほしいと思うのは、親ならば誰もが持つ共通の願いでしょう。また、芸術やスポーツなどで持てる才能を発揮してほしいと願う親も多いもの。そのためか、いまどきの子供たち・・・
「市民大学の宗教の講座で、天理教にも人間創造の説話があると聞きました。それはどういうお話ですか?」と、高齢の男性に尋ねられました。 ◇ 『天理教教典』に、「この世の元初りは、どろ海であつた。月日親神は・・・
「オリジン(起源)を忘れなければ、どんな時代も真っすぐに歩いていける」 天才建築家ガウディの遺志を継ぐ日本人彫刻家から21世紀を生きる若者へのメッセージ。 外尾悦郎サグラダ・ファミリア聖堂彫刻家 定価・・・
教祖は親里ぢばで子供の帰りをいまもお待ちくださっています ※『稿本天理教教祖伝逸話篇』……信仰者一人ひとりに親心をかけ、導かれた教祖のお姿を彷彿させる二百篇の逸話が収められていて、教理の修得や心の治め・・・
崇神天皇陵から二上山を見たところです。東から日が昇るにつれて、西の田んぼと二上山が輝いて見えました。大和に生まれ育ったことを、うれしく思った瞬間でした。 写生場所……天理市柳本町 西薗和泉(にしぞの・・・・