特集 道の子が育つ夏休み 各地で子弟育成行事実施
2024・9/4号を見る
【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。
7月27日から8月4日まで開催された立教187年の「こどもおぢばがえり」。その後、少年会員の夏休みに合わせ、各地で道の子弟を育成する行事が実施されている。今夏に「子弟練成会」などを催した直属教会や団の取り組みを紹介する。
能登の子供たちに笑顔を届けて – 生駒大教会
生駒大教会育成部(奥田宣弘部長)は8月21日から23日にかけて、石川県珠洲市と能登町で「生駒・道の子弟練成会」を実施した。
大教会につながる教会長・ようぼく子弟が交流を深め、将来お道を通るうえで仲間と共に信仰心を培ってほしいとの思いから、20年以上続けられている同練成会。
今年は「令和6年能登半島地震」の発生後、同大教会が石川県能登町で救援活動に取り組んできたことから、同町の子供たちと交流するサマーキャンプとして企画した。
初日、奈良県生駒市の大教会に集まった28人の少年会員は、バスで珠洲市の北乃洲分教会へ。同市で復旧支援を続ける矢田嘉伸さん(手取川分教会長)から救援活動を通じて感じた喜びなどを聞いた。
二日目は、能登町の「のと海洋ふれあいセンター」などで、同町の子供たちと交流会を持ち、親睦を深めた。
この後、能登町白丸地区の仮設住宅を訪問。支援物資に少年会員が作ったメッセージカードを添えて、33軒の住民に手渡した。
奥田部長(57歳・城河分教会長)は「『能登の子供たちに笑顔を届ける』をテーマに、能登の現状を知るとともに、人を思いやる心が培われる内容を計画した。これからも、少年会員の学びの場をつくっていきたい」と話した。
(生駒大・嶋田社友情報提供)
わかぎ層が集い交流 – 少年会岡山団
少年会岡山団(山﨑石根団長)は8月22、23の両日、岡山市の岡山大教会で「わかぎの集い」を実施、わかぎ層(中学生)の会員9人が参加した。
初日は「よろづよ八首」の鳴物練習の後、大教会の敷地内で除草ひのきしんに取り組んだ。また、『稿本天理教教祖伝逸話篇』を題材に、全員で談じ合う時間を持った。
二日目は、長﨑憲治・育成会長(57歳・岡山大教会長)が、「三つの約束」をもとに仲良くたすけ合う大切さを伝えた。
(岡山大・峰平社友)
野外活動で親睦深め – 少年会南団
少年会南団(藤井健二団長)は8月23、24の両日、大阪市の南大教会などを会場に「教会長子弟練成会」を開催、少年会員とスタッフ23人が参加した。
初日は、奈良市の天理教青少年野外活動センター「さんさいの里」で野外炊さんに挑戦したほか、ボルダリング、トランポリンなどを楽しんだ。
二日目は、大教会の神殿でおてふり練習を行った。
閉会あいさつでは、藤井団長(48歳・南一分教会長)が、火水風のご守護のありがたさを伝えた。
(南大・北條社友情報提供)