わが家の田んぼに稲の穂が出て花が咲いています。やがて来る“実りの秋”を待ちわびるかのように、お米の赤ちゃんが勢揃いして顔を出しています。
この数日間に台風が来ると大変。風で花が傷んでしまい、多くの収穫は望めません。また、この時季を無事に乗り越えることができても、その後に病気が広がって全滅することもあります。
製造業などの第二次産業、サービス業などの第三次産業と違って、第一次産業である農業は、天候や気温など自然の変化に大きく影響を受けます。だからこそ、収穫の喜びは“天への感謝”と直結するのです。
作物を育て、収穫に手を合わせて皆でありがたく頂く。こういう経験が、「どんな命も自然によって生かされている」という、感謝の思いを育むのだと思います。小ネギ、かいわれ大根、小松菜、豆苗などの野菜は、小さなプランターでも栽培することができます。家庭菜園をお持ちでない方も、試してみてはいかがですか。
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三濱かずゑ（臨床心理士・天理ファミリーネットワーク幹事）1975年生まれ 「やるかやらないかも、自由に決められたらいいのに……」 長女が小学校に入学してから十数年、夏休みが終わりに近づくころには、いつ･･･
人間も、理を聞いて、イガや渋をとったら、心にうまい味わいを持つようになるのやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』七七「栗の節句」 これは陰暦9月9日の栗の節句に事寄せてのお言葉で、「栗の節句とは、苦がなく･･･
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奈良県桜井市笠地区の笠そば畑。9月中旬から10月初めにかけて、白い可憐なそばの花が満開となる by 藤浪秀明
