立教187年9月月次祭 – 秋晴れのもと
2024・10/9号を見る
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教会本部の9月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、世界一れつの子供をたすけたいとの思召から、教祖をやしろにこの世の表にお現れになり、元初まりの真実を明かし、成人の道をつつがなくお連れ通りくださり、陽気ぐらしへとお導きくださる親神様のご慈愛にお礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ、教会長、ようぼく一同は、教祖の御心に深く思いを致し、ひながた通りたすけ一条の道を歩ませていただくこのときに、あらためてそれぞれに委ねられた使命の重さを心に刻み、つとめに真実を込め、さづけの取り次ぎに努めて、ようぼくの御用になお一層精進させていただく決心でございます」と奏上された。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
長く続いた暑さが和らいだこの日の親里。秋晴れの空のもと、参拝者は心一つに「みかぐらうた」を唱和した。
おつとめの後、武谷兼雄本部員が神殿講話に立った。
武谷本部員は、にをいがけ・おたすけなどを通じて自ら道を求めることが大切であるとして、「教祖の道具衆であるという自覚を持って、身上の悩みにおさづけを取り次ぎ、人々に陽気ぐらしのご守護を味わってもらえるようつとめたい」と述べた。
最後に武谷本部員は、にをいがけ・おたすけこそがわれわれの使命であるとして、「年祭に向かい一丸となって、ご存命の教祖にお喜びいただき、親心にお応えさせていただこう」と呼びかけ、話を締めくくった。
先人の遺徳しのび
秋季霊祭
翌27日には、秋季霊祭が執り行われた。
神殿では、祭文奏上に続いて「よろづよ八首」と十二下りのてをどりが勤められた。
続く「祖霊殿の儀」では、大亮様が祭文を奏上された。その中で、たすけ一条のうえに真実を尽くされた先人の遺徳をたたえたうえで、「教祖140年祭に向かう大切な時旬に相応しい成人の歩みを進めさせていただけますよう」と願われた。