三代真柱様の著書『喜びの日日』電子書籍でいつでも閲覧可能に
2024・10/30号を見る
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昨年から道友社が運用している「天理時報オンライン」のプレミアムプラン(有料)では、お道の電子書籍が“読み放題”として提供されている。この電子書籍の“書棚”に、このほど中山善衞・三代真柱様の著書『喜びの日日』と、三代真柱様お言葉のパッセージ集『成人への日日』(道友社編)が、新たに追加された。ここでは、『喜びの日日』が発刊された1992年、本紙に連載した各界著名人の読後感を抜粋して掲載。三代真柱様の10年祭が勤められた年に、あらためて著書を拝読し、その思いを汲み取らせていただく機会としたい。
『喜びの日日』は、かつてテレビで放送された『朝の人生読本』の内容にご自身が加筆されたもの。一般の人々を対象に、どうすれば「陽気ぐらし」という人生の幸福が得られるのか、教えを台に、ご自身の信仰信念を平明に語られている。
一方『成人への日日』は、真柱の理を継承されて四半世紀を迎えられた年の翌1993年、真柱様のお話に込められた精神を、より深く汲み取らせてもらおうと、項目別に分類したお言葉のパッセージ集だ。
先の『喜びの日日』の発刊当時、天理時報では「『喜びの日日』読後感」と題して、各界著名人のコメントを連載。その中のいくつかを紹介する(肩書は当時のまま)。
山折哲雄(宗教学者・国際日本文化研究センター教授)
この本には、いかに困難な状況にあっても、心一つで明るく陽気に切り替えていく生き方が説かれており、同時に宗教者のあるべき人格的なイメージを想起させる。陽気ぐらしの視点から徹底して人間、社会、世界を見つめていくこの本は、天理教のイメージそのものである。
山口淑子(前参議院外務委員長・ようぼく)
私は、国会議員として自由と平和を守るべく努めてきましたが、それは一人の政治家の力ではできることではなく、皆が力を合わせていかなければならないことを思い知らされていたときだけに、真柱様が世界の人たちに向けて心の平和をお説きになっていることに強い感動を覚えました。
嘉納行光(講道館長。全日本柔道連盟会長)
人間というのは、すべてが順調にいくと、それが当たり前というような気持ちになってしまう。苦労する中に感謝の気持ちが生まれる。そのためには、ふだんの心がけから謙虚でいることが大切なのだと思う。謙虚な気持ち、感謝の心の大切さを、『喜びの日日』の淡々として、しかも味わい深い文章の中から感じ取った。
中島みゆき(シンガーソングライター・ようぼく)
「お人好しを言ってなんかいられないわい」と、つい思いたくもなる価値観が席巻する社会の現状ではあります。でも、「なにか下心があるんじゃないか」なんていつも肩ひじ張って武装をせずとも、聞ける言葉というものはないのだろうか? と心細く思うとき……この本は、それをきっと、聞かせてくれるでしょう。
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