立教187年秋季大祭 真柱様あいさつ(要旨)
2024・11/6号を見る
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三年千日 残り三分の一
勇み心を奮い起こして通ろう
2年前、この場で、教祖140年祭へ三年千日の歩みに入るに当たって「諭達第四号」を発表した。
昨年は三年千日の1年目、今年は2年目で、その年も終わりに近づいている。まだ少し早いかもしれないが、振り返ると、今年は元日から能登の大地震という非常に厳しい姿をお見せいただいた。
二度も厳しい姿を見せられて
年頭のあいさつの中で、「おふでさき」では、天災を月日の残念、立腹と仰せられている、それは、この道を通るお互いの心の成人の鈍さに対する厳しいお仕込みだと思うので、どの点をお知らせくださっているのか思案し、気づいたところは改めて歩もう、というようなことを話した。そして、今年の歩みが始まった。
今回の年祭活動は、年祭に向かって各直属教会やそれぞれの教会で目標を定めて、成人の歩みを進めることとした。年祭活動で全教的にこのようなことをするのは初めてで、今年は三年千日の折り返しの年でもあるので、年の半ばに、目標の振り返りや見直しを行い、あらためて目標を見据えた着実な歩みを進めようとした。
そして、後半の活動に入ったところで、今度はまた正月と同じ能登の地が豪雨に見舞われて、大きな被害を受けた。地震と大雨という、形は違えど、同じ所に二度も厳しい姿を見せられた。これは、私たちの年祭に対する取り組みが、思召にお応えするにはまだまだだ、ということなのだと思った。
一手一つになって力強く歩む
「諭達」の最後を、「この道にお引き寄せ頂く道の子一同が、教祖の年祭を成人の節目として、世界たすけの歩みを一手一つに力強く推し進め、御存命でお働き下さる教祖にご安心頂き、お喜び頂きたい」と締めくくった。道の子が一手一つになって力強く歩むまでには、もっとたくさんのようぼくが年祭に心を向け、年祭へ向かっての動きに取り組むように働きかけ、丹精を続けなければ、教祖に安心してはいただけないと思う。
三年千日の期間は、動かせていただくことが大切である。一生懸命取り組んで、年祭の当日、おぢばへ帰ってきてもこなくても、その日をうれしい心で迎えることができるように、まだ三分の一残っている三年千日を、勇み心を奮い起こして通ってくださるようお願いしたい。
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