教祖年祭を成人の節目とし陽気ぐらしの担い手に育つよう – 学生担当委員会
2024・12/4号を見る
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「学生担当者大会」真柱様メッセージ
学生担当委員会(清水慶政委員長)は11月25日、「学生担当者大会」を本部第2食堂で開催。各教区・直属の学生担当委員ら454人が参集した。
席上、真柱様のメッセージを、中田善亮表統領が代読した。
冒頭、高校生と大学生の学生層を対象に、彼らの心に道を通る素地をつくることが学生担当者に任された役割であるとして、「人を育て丹精する原則は、育てる側にある者が、まず自分が成人を目指して常に学ぶ姿勢を持って事に当たるということ」と強調。大切なことは、神一条の思案の仕方を身につける努力をおろそかにしないことだとして、「常に自分の信仰姿勢を振り返って見直しながら、努力を重ねる皆さんの心意気が学生に伝わるとき、おのずと彼らの心に、お道の人らしく生きていこうとする気持ちが養われていくと思う」と話された。
続いて、学生会に集まってくる学生たちは、いんねんあってお引き寄せいただいた大切な道の後継者であり、「学生たちの成人を願って彼らと向き合い、心を込めて親神様・教祖の親心を伝えて、幸せにつながるこの道の通り方を教えることに力を尽くしてもらいたい」と述べられた。
また、「おさしづ」を引いたうえで、この道は年限かけて通るもので、そこを通ってこそ味わうことができる楽しみがあると指摘。いまは分からないことや、心倒れそうなことがあっても、それも成人の道中の一つの出来事であるとして、「『教祖はご覧くださっている』などと励ましの言葉をかけ、大事な道の後継者が節を乗り越えて、心明るく陽気ぐらしの道を通り続ける人に育ってくれるよう、しっかり心を配っていただきたい」と一同に求められた。
最後に、教祖140年祭までの日々も、あと1年余りになったことにふれて、「ひながたに倣って心を勇ませ、自ら教えを実践しながら学生の丹精に励む中に、教祖にご安心いただける道が開けていくと思う」「学生たちが、年祭を成人の一つの節目として希望を持って道を通り、陽気ぐらしの担い手に育つ日を楽しみに、焦らず、諦めず、勇み心を持って、しっかり学生を導いてくれることを」との期待を述べて、メッセージを締めくくられた。
信仰を心の拠り所に
この後、清水委員長が登壇した。
清水委員長は、基本方針である「教祖を慕い、ひながたを辿る喜びを共に味わおう」と、実践項目の「教祖のひながたを学び深め、学生に伝えよう」「学生のために使う時間を増やそう」「学生のおぢばがえりを推進しよう」に言及したうえで、教祖140年祭の年祭活動の旬に、お道の信仰が学生の心の拠り所になるように、引き続き丹精に努めたいと決意を述べた。
また、学生が楽しみながら教えにふれ、同じ信仰を持つ同世代の仲間や先輩、先生方と出会う機会が得られるように、親里で開催される学生生徒修養会や、これまで教区で開かれ、来年度から各直属教会でも実施される「学生の集い『まなびば』」を大いに活用するよう呼びかけた。