三年千日の締めくくりの年一手一つに思召に応える歩みを – 真柱様 年頭あいさつ
2025・1/15号を見る
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真柱様による「年頭あいさつ」が1月4日、本部第2食堂で行われ、本部在籍者、直属教会長、教区長、集会員、各会委員、施設長ら611人が参集した。
真柱様は冒頭、新年のあいさつとともに、一同にねぎらいの言葉をかけられた。
続いて、教祖140年祭へ向かう年祭活動の最後の年を迎えたことにふれたうえで、「諭達第四号」に込めた思いについて話を進められた。
その中で、「諭達は、全教が心をそろえて年祭に向かって歩むために出したもの」であり、「みんな一手一つとなって、たすけ一条に邁進する姿をもって、教祖にご安心いただき、お喜びいただきたいという気持ちであった」と述べられた。
さらに、一手一つとは「一つの目的に向かって、それぞれが自分の与えられた立場のつとめをしっかり果たすことによって、ご守護いただける姿ということができる」と明示。一手一つになれば、自分一人では出せない力を与えていただくことができ、自分一人では味わえない喜びを味わわせていただくことができると話された。
そのうえで、一手一つになるためには「まず一人ひとりが、教祖の思召に心を合わせることである。すなわち、神一条になることである」と強調。神一条の心に立脚して、自分に与わった立場の役割、また、いまやらなければならないことに一生懸命に取り組むよう求められた。
最後に真柱様は、現在の年祭活動に対する取り組みは、全体として、まだまだ教祖の思召との間に大きな開きがあると思わざるを得ないと指摘。一方で、その開きは私たちの心の持ち方に基づいたつとめ方によっては縮めることができるとして、三年千日の締めくくりの年を、思召に少しでもお応えできるように、心定めの達成やそれぞれの目標に一生懸命に取り組むことによって、実りのある年にしていただきたいと願われ、あいさつを締めくくられた。
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これに先立ち、中田善亮表統領が一同を代表して、真柱様に新年のあいさつを申し上げた。
その中で、今年は年祭当日へ向かう最後の年であることを踏まえ、昨年に増す活動を推し進めていきたいとして、「あと1年、いま一度初心に戻り、その中から明るく前進する芽が吹くご守護を頂戴できるよう、一同、勇んで歩ませていただく」と決意を述べた。