三会の活動方針発表
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春季大祭を挟む1月25日から28日にかけて、婦人会、青年会、少年会は今年初の会合を開き、それぞれの活動方針などを発表。教祖140年祭活動の3年目を迎え、各会の推進役を担う関係者は、年祭に向けた動きを一層推し進めていくことを誓った。
ひながたを目標に成人する努力を
婦人会
婦人会は1月27、28の両日、「支部長・主任講習会」を第38母屋で開催。支部長・教区主任らが参集した。
今年の成人目標は、これまでと同様に、「ひながたをたどり陽気ぐらしの台となりましょう」。活動方針は「教祖140年祭に向かって育つ努力、育てる丹精に徹しよう」、細目に「元なる思召を伝え広めよう」「老いも若きもおたすけの喜びを味わおう」を掲げている。
年祭活動に動く仲間を増やすことに力を注いで
講習会の席上、あいさつに立たれた中山はるえ婦人会長は、教祖140年祭の年祭活動も残すところあと1年になったことにふれたうえで、「諭達第四号」の中に、教祖の年祭を成人の節目として、親神様・教祖に喜んでいただけるような人へ成人させていただく歩みを、ひながたを目標に進めるときであると示されていることに言及。心の成人を目指しながら、陽気ぐらし世界実現に向けて、ようぼくとしてどのようにつとめることが親神様・教祖にお喜びいただくことにつながるのか、しっかりと認識して実行していかなければならないと話された。
続いて、全ようぼくが年祭活動に動くことができるよう、教祖年祭の元一日や年祭を勤める意義をしっかり伝える努力と丹精が、いま私たちに一番求められていると思うと強調。「丹精するようぼくが多ければ多いほど、その動きがどんどん広がり、年祭活動が盛り上がっていく原動力になる」「こうした仲間を増やすことにもっと力を注いでいくことが、特に女性に求められている部分ではないかと思う」と述べられた。
さらに、こうした取り組みは、いまから始めても遅くはないとして、「年祭を迎えて、それで終わりではなく、陽気ぐらし世界実現に向けて、一ようぼくとしてお道の教えを伝え広めていく自覚と行動を、これから先も目指していかなければならない」と話された。
最後に中山婦人会長は、一人でも多くの人におぢばへ帰ってもらえるよう、おぢばの理の尊さをしっかり心に置いて、この1年を勇んで通りたいとして、「まず私たちが教祖にご安心いただき、お喜びいただけるような人に成人させていただくこと、その努力を続けていきたい」と、あいさつを締めくくられた。
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婦人会では、4月19日に本部中庭で「婦人会総会」を開催。式典に引き続いておつとめを勤め、その後、記念行事として「支部の集い」が行われる。また、3月1日から4月30日までの2カ月間にわたり「別席強調月間」が実施される。
不思議なたすかりを見せていただけるよう
青年会
青年会(安井昌角委員長)は1月25日、陽気ホールで例会を開催。直属分会委員長や教区青年会委員長、実行部員らが参集した。
今年の基本方針は、昨年に引き続き「心を澄ます毎日を。――ほこりを減らし、誠を増やす」。
ほこりやいんねんと向き合う時間を大切に
例会の席上、あいさつに立たれた中山大亮青年会長は、基本方針を踏まえ、「なんのために心を澄ますのか」について話を進められた。
その中で、心を澄ます毎日を通った先には、必ず不思議なたすかりを見せていただけるとして、「いま目の前で悩んでいる人、苦しんでいる人、おたすけ相手としてつながっている人たちが、なんとか不思議なたすかりを見せていただけるように、ますます勢いをもって、心を澄ます毎日を通らせていただきたい」と話された。
続いて、「かしもの・かりもの」の教えを心に治めることによって心を澄ますことを目指す中で、そのプロセスをすんなり上っていけたらいいが、なかなかそうはいかないと指摘。思い通りにならないことや大きな節が起こると、不足をしたり、ほこりを積んでしまったりするとして、「起こってきたことに対して、時間をかけてでも、神様の思いはどこにあるのかを尋ね、自分のほこりやいんねんと向き合うこと。この時間を大切にして、じっくり味わうことが大事」と語られた。
最後に、中山青年会長は、教祖140年祭まで残り1年となったことにふれたうえで、「皆さんと一緒に不思議なたすかりを親神様に見せていただけるように、残りの年祭活動を一生懸命に勤めたい」と、あいさつを締めくくられた。
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この後、安井委員長が登壇。「青年会総会」を10月25日、「たすかり」をテーマに開催する旨を発表し、当日、会員一人ひとりが人のたすかりを願っておぢば帰りをしてもらいたいと呼びかけた。
道をつなぐための心づくりに励んで
少年会
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少年会(田邊大治委員長)の年頭幹部会は1月27日、本部第2食堂で行われ、直属・教区団の団長や支部育成委員長らが集まった。
今年の活動方針は、昨年に引き続き「教祖のひながたを目標に教えを実践し、子供に信仰のありがたさを伝えよう」。重点項目も昨年同様に、「子供に教祖のお話をしよう」「教会おとまり会、教会こども会を実施しよう」「地域で少年会ひのきしんを実施しよう」の三つを掲げた。
年頭幹部会の席上、少年会長である真柱様のメッセージを、少年会相談役の梅谷大一本部員が代読した。
その中で、教祖は親神様が思召される陽気ぐらしの世の中をつくり上げるために、たすけ一条のひながたの道をつけ、陽気ぐらしの教えを示されたとして、少年会もまた、このことを念頭から離さず、陽気ぐらしへの道が途切れたり無くなったりしてしまわぬよう、いましておくべき子供たちの育成をしっかり考えて、誠心誠意、活動に取り組んでいきたい、と求められた。
そのうえで、少年会の使命は縦の伝道にあると強調。子供たちが大人から伝えられた信仰の喜びを素直に受け継ぐことができるまで、必要に応じて修理や肥を施し、立派なようぼくに育つための基礎を築いていかなければならないと述べられた。
また、先に道を歩く私たちがひながたをたどり、それを態度で示さなければ子供たちには伝わらないと指摘。「道をつなぐために心を尽くしきられた教祖のお心を学び取り、自分の持ち場・立場のうえに反映して、現在に生かしていく心づくりに、どこまでも励むことが肝要である」と諭された。
最後に、毎日の生活の中にお見せいただくさまざまな出来事を成人の題材に、ひながたを思い浮かべて教えられたことを素直に実行し、自分の心を掃除しながら、年祭活動の最後の一年を心も新たに、育成会員としての務めに励んでもらいたい、とメッセージを締めくくられた。
一人でも多くの子供を「こどもおぢばがえり」へ
この後、田邊委員長が登壇。活動方針と重点項目について説明したうえで、年祭活動の最後の年であることを踏まえ、「『こどもおぢばがえり』では、一人でも多くの子供とおぢば帰りの喜びを分かち合えるよう、ともどもに勇んでつとめさせていただきたい」と話した。
なお、7月27日から8月3日にかけて開催される「こどもおぢばがえり」の要項は、3月団長会の席上で発表予定。