真柱様とご面会 現役引退を報告
2025・3/26号を見る
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大相撲の伊勢ヶ濱部屋の一行と、天理大学柔道部OBの丸山城志郎さん(31歳・ミキハウス所属)が先ごろ親里を訪れ、本部玄関で真柱様とご面会。その席上、元横綱の照ノ富士親方(32歳)と丸山さんが、それぞれ現役引退を報告した。
春場所前に親方・力士7人が来訪
大相撲・伊勢ヶ濱部屋一行
伊勢ヶ濱部屋の一行が2月28日、来訪。40年以上にわたり、大阪で行われる三月場所で明愛分教会(森田忠明会長・大阪市)を宿舎としている伊勢ヶ濱部屋。春場所を前に、毎年、部屋の力士らが本部神殿で参拝している。
今回訪れたのは、元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方(64歳・明愛分教会ようぼく)をはじめ、元横綱の照ノ富士親方、尊富士関(25歳・西前頭六枚目)、熱海富士関(22歳・東前頭八枚目)、翠富士関(28歳・東前頭十一枚目)、宝富士関(38歳・東前頭十二枚目)、錦富士関(28歳・東前頭十三枚目)の7人。
一行は、本部玄関で真柱様とご面会。その席上、今年1月に現役を引退し、日本相撲協会の中で人材育成業務に携わる「年寄」となった照ノ富士親方が近況を尋ねられ、部屋の力士の指導に当たっている旨をお伝えした。
ご面会の後、一行は本部神殿、教祖殿、祖霊殿で参拝した。
天理でお育ていただいたお礼に天理大学柔道部OB 丸山城志郎さん
丸山さんは2月25日、本部玄関で真柱様とご面会し、現役引退を報告した。
男子66キロ級で「世界柔道選手権大会」を2度制し、「グランドスラム」で3度優勝するなど世界の第一線で活躍した丸山さん。東京2020オリンピック日本代表の座を懸けた代表決定戦では、ライバルの阿部一二三選手と24分に及ぶ死闘を演じ、話題となった。
当日、恩師である穴井隆将・天理大学柔道部監督(40歳)と共に真柱様とご面会した丸山さんは、天理で育てていただいたことにお礼を申し上げ、今後のキャリアなどについて報告。真柱様は労いの言葉をかけられた。
同日、大阪府八尾市のミキハウス本社で引退会見を開いた丸山さんは、本紙の取材に対して「大学から天理に来て13年、あっという間だった。すべての人に感謝している。今後は国内外問わず、これから羽ばたいていく選手たちに技術を伝え、導く立場で柔道に関わっていきたい」とコメントした。