仲間と友情を育む夏 – 立教185年「学生生徒修養会(学修)・高校の部」
道につながる全国の高校生 3年ぶりに夏の親里に集う
道につながる全国の高校生が親里に集い、合宿生活を通じて仲間と心を通わせ、信仰と友情を育む行事、立教185年「学生生徒修養会(学修)・高校の部」(主催=教会本部、事務局=学生担当委員会)が、8月8日から12日にかけて開催された。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3年ぶりの実施となった今回は、募集定員と実施期間を縮小。期間中はマスク着用や手指の消毒、検温を徹底するなどの感染防止対策が講じられた。
1年生はもとより、2・3年生も初の受講となる今年の学修のテーマは「感謝から始まる陽気ぐらし」。今回から各学校の制服ではなく私服姿の全国の高校生597人(男子268人、女子329人)が親里に集った。期間中は、事前に研修を重ねた356人のスタッフが世話取りに当たった。
開講式に続き、受講生は学年ごとに分かれた校舎で、「レクチャー(講義)」「おつとめ勉強」「ビデオ視聴」などを通じて基本的な教えを学ぶとともに、周囲の人に感謝する心を培った。
また、各寮では班ごとに交流を深める時間が持たれ、ゲームやねり合いで仲間と友情を育んだ。
メーンプログラムである「お願いづとめ」では、班ごとに本部神殿東西礼拝場に集まり、おつとめを勤めた。受講生は事前に「お願いカード」を作成し、自身の周りにいる身上を抱えた人などのたすかりを真剣に願った。
閉講式では、茶谷良佐・学生担当委員会委員長があいさつに立った。
茶谷委員長は、期間中に受講生たちが互いにたすけ合う姿を見たことを踏まえ、「相手を労わったり、思いやったりする心づかいを日常から意識することで、陽気ぐらし世界は広がっていく。教えを聞いて日々実践していくことが、お道の信仰である。それぞれの地域に戻っても、ここで得たものを生かして頑張ってほしい」と激励した。
この後、寮ごとに退寮式が行われ、4泊5日の全プログラムが終了。修了証を手にした受講生たちは、共に信仰を育んだ仲間と、おぢばでの再会を約束していた。
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「学修・高校の部」の様子を動画で見ることができます。