先日、用事で空路、北海道へ行きました。窓から雲を見下ろすという、日ごろ目にすることのない眺望を、まるで子供のように楽しみました。
地上は雨が降り、分厚い雲に覆われていましたが、上昇を続ける飛行機が雲を抜け出た瞬間、そこには真っ青な空が広がり、お日様が輝いていました。
私たちの生活でも、晴れた気分の日もあれば、ジメジメした鬱陶しい気分の日もあります。心に陽が差し込まない日が続くと、晴れの日はやって来るのだろうかと不安になりますよね。
しかし、花びらをたたく雨が根元を潤すように、鬱々とした日々も、私たちの成長にどうしても欠かせないものなのかもしれません。人間の視界を超えたはるか上空には、変わらぬ青空、燦々と降り注ぐ太陽がいつもあります。
「晴れの来ない世界はないからなあ」と微笑みながら、陽の恵みがまぶしくて丸窓のブラインドを下ろしました。
Cha
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