地域活動の先頭に立ち一手一つの芯として – 「支部長研修会」 布教部
2025・7/9号を見る
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布教部(土佐剛直部長)は6月25日、「支部長研修会」をおやさとやかた南右第2棟で開催。全国各地の支部長と教区布教部長485人が参集した。
今回の「支部長研修会」は、4月に教区の新体制が整い、教祖140年祭まで残り半年となったこの時期に、支部長としての役割と心構えをいま一度確認することを目的とするもの。
当日は、布教部例会に続いて午後2時からスタート。冒頭、中田善亮表統領があいさつに立った。
誰よりも勇もうと心がけ
中田表統領は、支部長はそれぞれの地域において、支部内のようぼく・信者と共に活動を進めていくうえで、一手一つの芯として、誰よりも勇もうと心がける人であってもらいたいと話した。
そのうえで、教祖140年祭を半年後に控えたいま、「全教一斉にをいがけデー」や5回目の「ようぼく一斉活動日」をはじめ、これまでの年祭活動を引き続きつとめることが現時点での務めであると明示。各地域でそれぞれの教会が存在価値を高め、教えを輝かせるために、地域のようぼく・信者が力を合わせていくのが支部活動であると語った。
また、今年はおぢば帰りが推進されていることを踏まえ、おぢば帰りをすることを通して年祭活動にエネルギーと喜びを得ていくことが大切であるとして、「来年の1月まで、にをいがけ・おたすけに頑張らせていただきたい」と述べた。
この後、支部長の任期が3年であることに言及したうえで、「3年でできること」と、「20年、30年、次の世代へという時の流れの中で、いましておくべきこと」の二つの考え方があると指摘。「目の前のことだけではなく、先のことも見込んで、一つひとつ話し合い、相談し合い、できることからとにかくしていくこと、先延ばしせずに手をつけていくこと、声をかけていくことをお願いしたい」と求めた。
最後に中田表統領は、「どうか支部の中で一番勇んだ人に、一番勇もうとしている人になって、先頭に立ち、中心になって、一手一つにつとめていただきたい」と呼びかけ、話を締めくくった。
続いて、土佐部長が登壇。このたびの年祭活動では「一斉活動日」が実施されていることにふれ、各地のようぼく・信者が所属教会やそれぞれが定めた目標に向かって、励まし合い、勇ませ合って進むとともに、次につなげていくことを目標にしていると話した。
また、「一斉活動日」を実施する中で、「日参に来てくれる人ができた」などの喜びの声があったことを報告した。
そのうえで、「それぞれの地域において何をするのか、何ができるのかということを考えることが地域活動を進めていくうえで大切」として、地域における一手一つの動きの芯として、支部長の任を務めるよう求めた。
この後、参加者全員に配布された「支部布教活動のしおり」の内容について、村田幸喜・布教二課長から説明があったほか、埼玉教区川越支部と福岡教区福岡西支部の支部長が登壇し、支部活動について発表した。