笑顔あふれる親里の夏 – 立教188年 「こどもおぢばがえり」
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夏のおぢばを満喫する子供たちの笑顔があふれる――。教会本部主催の立教188年「こどもおぢばがえり」が7月27日、開幕した。
国の内外から帰参した子供たちは「しこみ・ふせこみ行事」「おたのしみ行事」を通じて教えを学び、生きる喜びを味わう。おぢばで出会った仲間と共にたすけ合いの心を育む子供たちの姿が、いま親里で見られている。
一人でも多くの子供と帰参を
教祖140年祭へ向かう年祭活動最後の年の「こどもおぢばがえり」に向けて、少年会本部では「1人でも多くの子供とおぢばがえりの喜びを味わおう」「全教会からの帰参を目指そう」と呼びかけてきた。
日曜日となった初日、各地から帰参した少年会員たちは、カラフルな隊旗を先頭に足取り軽やかに本部神殿へ向かう。
午前8時半、「しこみ・ふせこみ行事」の一つ、「朝のおつとめ」が本部神殿東・西・北礼拝場で行われた。おつとめを勤めた子供たちは、「こどもおぢばがえり」の「三つの約束」と少年会員の「ちかい」を唱和した後、全員で『少年会の歌』を合唱した。
9時、各行事が一斉にスタート。「鼓笛オンパレード」では、最初の出演団体「越乃國団鼓笛隊リトルバンド」の隊員たちが日ごろの練習の成果を披露した。
また、新行事「ショパン救出大作戦」(大阪教区担当)がおやさとやかた南右第2棟地下1、2階で始まり、驚きと恐怖が待ち構えるドキドキの新体験を味わおうと、たくさんの子供が列を成した。
午前中は特に日差しが強かったこの日。元気いっぱいに遊んだ子供たちは、親里各所に設けられたお茶所で喉を潤していた。
夕方には「鼓笛お供演奏」が実施された。今年は開幕に先立つ26日から行われている同行事。東礼拝場前での最初の「鼓笛お供演奏」には、44団体670人の少年会員が参加し、こどもおぢばがえりソング『ありがとう! 夏のおぢば』を一手一つに演奏した。
本部夕づとめ後には、南参道がライトアップ。さまざまな明かりに、子供たちは胸をときめかせていた。
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期間前半は最高気温が35度を超える「猛暑日」が続き、各会場では、こまめな休憩や水分補給が呼びかけられている。笑顔あふれる子供たちの“夏の祭典”は8月3日まで続く。
(7月30日記)









