立教188年7月月次祭 – 真夏の日差しのもと
2025・8/6号を見る
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教会本部の7月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、日夜絶え間なくお見守りくだされ、旬に応じだんだんのお仕込みを賜り、幾重の道すがらも恙なく結構にお連れ通りくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、ただいまの時旬に現れる厳しい身上や事情をわがことと受けとめ、そこに深くをやの御心を思案し、いかなる困難な状況下にあっても、教祖のひながたを手本に、一層勇んだ成人の歩みを進め、悔いのない年祭活動をつとめきらせていただく決心でございます」と奏上された。
また、7月27日から8月3日にかけて「こどもおぢばがえり」を開催することにふれ、「子供たちが親里でさまざまな行事を楽しむ中に、をやの御恵みに浴して、いきいきと心豊かに育ちますようお導きくださいますとともに、暑さ厳しき中も、諸事、滞りなく運ばせていただけますよう」と願われた。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
夏本番の暑さとなったこの日の親里。真夏の強い日差しが降り注ぐなか、参拝者は心一つに「みかぐらうた」を唱和した。
おつとめの後、西田伊作本部員が神殿講話に立った。
西田本部員は講話の中で、コロナ禍で中止を余儀なくされたものの、2年前に再開した「こどもおぢばがえり」について話を進めた。
その中で、「こどもおぢばがえり」は一人ひとりの心にかけがえのない思い出として刻まれる、ほかでは味わえない貴重な体験になるとして、「子供も若い人たちも共に陽気ぐらしの心を育む機会になっている」と語った。
また、現在は教祖140年祭活動の3年目に当たり、活動の実をおぢば帰りに表そうと、団参を実施する教会も多いとして、「年祭活動もあと半年、それぞれに定めた目標の完遂に向けて、一層拍車を掛けて取り組むとともに、10年、20年先の道を担う人を育てることも併せて意識しながら歩ませていただこう」と呼びかけた。