道の若者たちの“忘れ得ぬ夏” – 写真特集 立教188年「学生生徒修養会(学修)・高校の部」
道の高校生が全国各地から親里に集い、人と自分と神様と向き合い、信仰と友情を育んだ「学生生徒修養会・高校の部」。ここでは、道の若者たちの“忘れ得ぬ夏”を写真で振り返るとともに、3年連続で受講した高校3年生の信仰への思いに迫った「ミニリポート」を掲載する。










スナップ
真柱様ご夫妻は8月11日、3年生の「グループタイム」の様子をご覧になった。また、大亮様は8月11、12の両日、2年生と3年生のプログラムをご視察。受講生に笑顔で話しかけられた。
ミニリポート 3年連続で受講した高校生の思い
心に寄り添うようぼくに
8月12日午後、「グループタイム」で神様のお働きについて班の仲間と語り合っていたのは、大北和一さん(17歳・髙井分教会所属・長野市)。「期間中に神様の親心にふれる中で、少しずつ心の向きが変わっていったと感じる」
これまで、神様のご守護について真剣に考える機会が少なかった。そんななか、さまざまなご守護を味わったという仲間の話を聞くうちに、「外を移動中に涼しい風が吹いたときなど、以前なら見逃していた“当たり前なこと”を『ありがたい』と感じるようになった。次第に周囲にも優しい心づかいができるようになったと思う」。
また、3年連続で受講したことが自身の成長につながったと語る。「1年生で人と向き合い、2年生で自分と向き合う。その経験があったからこそ、いま神様と素直に向き合って、信仰の尊さに気づくことができた」
高校卒業後は大学進学を検討している大北さん。「ご守護への感謝を忘れず、人とのつながりを大切にしたい。そして学修で得た経験を生かし、人の心に寄り添えるようぼくを目指したい」と話した。
教祖のひながたを頼りに
今井陽菜子さん(17歳・椎名町分教会所属・東京都文京区)は、勉強と部活動の両立に不安を抱えながらも、「おぢばに帰れば親神様・教祖が導いてくださる」との思いから3年連続の受講を決めた。
期待と不安が入り混じるなか、仲間と互いの悩みやお道の教えなどについて語り合ううちに、「漠然と抱えていた不安が少しずつ薄れていった」。
4日目のプログラム「お話『教祖』」で教祖のひながたにふれ、感銘を受けた。「ひながたをそのまま辿るのは難しいが、教えを頼りに通れば、不安や苦しさも喜びに変えて歩むことができると感じた。受講前に抱えていた不安が、いまでは信仰と向き合う気持ちに切り替わり、前を向くことができた」
5日間のプログラムを終えた今井さんは、「3回の学修を通じて親神様・教祖への感謝の思いが強まったと感じている。これからは、教祖のひながたを頼りに一歩でも成人した姿を目指し、身の周りの人をたすけていきたい」と笑顔で話した。
「学修・高校の部」の様子を動画で見ることができます。