あらきとうりようも“旬”に勇み率先実動
2025・9/24号を見る
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教祖140年祭まで残すところ4カ月余りとなるなか、各地の青年会員たちが積極的なにをいがけ活動を展開している。“実動の旬”に率先実動する、あらきとうりようの姿を紹介する。
系統を超えて布教に歩き
「天龍講青年会布教合宿」
「天龍講青年会布教合宿」が8月26日午後から27日にかけて郡山大教会(飯降政彦会長・奈良県大和郡山市)を拠点に行われ、青年会員15人が参加した。
これは、同大教会から分離・陞級した直属教会につながる青年会員が、相互の布教意欲向上を目指すとともに、10月26日に実施される「天龍講別席おぢばがえり団参」に向けた理づくりをするもの。
8月26日午後、同大教会に集まった会員たちは、大教会内に設置されている布教実修所で布教師の育成に携わる和田己喜春・中宗分教会前会長(72歳)の講話を聞いたうえで、二つのグループに分かれて神名流し。27日午前は、単独布教に励む会員2人の感話を聞いた後、3班に分かれて戸別訪問に歩き、午後はねりあいの時間を持った。
吉村勇一・青年会郡山分会委員長(38歳・氣仙沼町分教会長・宮城県気仙沼市)は「普段から布教に歩いている人も、なかなか一人で取り組めない人も、一緒ににをいがけに歩き、互いに刺激を受ける機会になったと思う。これからも仲間と共に実動する場を提供できたら」と話した。
「月間」の動きを後押し
島根教区青年会「毎日実動」
島根教区青年会(中山喜信委員長)は、「全教会布教推進月間」に合わせ、「毎日実動」と銘打った活動を実施している。
これは、9月の1カ月間、神名流しや路傍講演などの布教実動を続けるもの。青年会員をはじめ、少しでも多くの教友が共ににをいがけに歩くための後押しとして計画された。
かねて管内の布教の動きを盛り上げるための活動を模索してきた同青年会。今年7月に方針を定めて準備を進めるとともに、教区青年会報のほかLINEやインスタグラムなどのSNSを活用して参加を呼びかけてきた。また、実動する際には、教区が独自に作成したチラシを添えたポケットティッシュを活用することを申し合わせた。
活動初日の9月1日は、出雲市の教務支庁を拠点に布教実動。4人の会員らが庁舎周辺で神名流しとティッシュ配りに励んだ。実動後には、活動写真をインスタグラムに投稿し、旬に勇む会員たちの姿を共有した。
中山委員長(38歳・中町分教会長後継者・出雲市)は「青年会がまず実動の雰囲気づくりを行うことで、教区管内の教友の皆さんが動くきっかけになればと思っている。教祖140年祭に向けて、地域に“勇みの輪”を広げ、少しでも成人した姿を教祖にご覧いただけるよう実動に励みたい」と語った。