残り3カ月 三年千日の目標達成へ – 立教188年「秋季大祭」
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真柱様 「充実感と喜びをもって年祭を迎えよう」
立教の元一日に由来する立教188年「秋季大祭」は10月26日、中山大亮様を祭主に本部神殿で執り行われた。
天保9(1838)年、教祖が月日のやしろにお定まりになった「朝五ツ刻」にちなみ、午前8時前、大亮様は本部詰所をご進発。つとめ人衆らと共に教祖殿、祖霊殿で礼拝した後、神殿上段へ進まれた。
大亮様は祭文の中で、教祖をやしろにこの世の表にお現れくだされ、よろづいさいの真実を明かし、世界たすけの御教えをお啓きくださり、爾来、変わらぬ親心のまにまに道は次第に伸び展け、今日の栄えをお見せいただく親神様のご守護に御礼を申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、あらためて立教の元一日の理に深く思いを致し、親神様の思召に添いきるたすけ一条の御用を懸命に努めさせていただきます。140年祭を3カ月後に控え、ひながたを心の頼りとして、さらに力強く歩ませていただき、身上や事情の悩みを抱える人には、おつとめを勤め、おさづけを取り次いで治まりを願い、真にたすかる道へ歩み出せるよう、修理丹精を重ねて、親心にお応えできる成人の歩みを進めさせていただく覚悟でございます」と奏上された。
続いて、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
教祖140年祭へ向かう三年千日も残り3カ月となるなか、週末と重なった秋季大祭に合わせて多くの直属教会などが団参を実施。曇り空のもと、秋風が神苑を吹き抜けるなか、国の内外から帰り集った大勢のようぼく・信者たちは、心一つに「みかぐらうた」を唱和した。
おつとめの後、真柱様があいさつに立たれた。
真柱様は、秋の大祭を勤める意義に言及されたうえで、思召通りの世の中を造り出すために、教祖の手足となって世界中に親神様の思いを広める役目を担うのが、おさづけの理を戴いたようぼくであると指摘。「元初まりのときのように、教祖の御心一つに溶けきって、それぞれの立場のつとめを一手一つになってつとめさせていただくところに、世界一れつの陽気ぐらしへの足取りは確実に進んでいくのである」と諭された。
続いて、年祭活動も残すところ3カ月となったことにふれたうえで、「三年千日の目標達成へ向けて、いまは一生懸命つとめておられることと思う。つとめたらつとめただけのご守護は現れてくる。また、いましっかり動いたことは、これから先の歩みのための種まきである。無駄になることはないのである」と述べられた。
最後に、真柱様は「力いっぱいつとめたという充実感と喜びをもって年祭を迎えることができるように、最後まで勇んでおつとめくださるよう」と求めて、お言葉を締めくくられた。
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年祭活動の本番である三年千日も残すところ90日余り。秋の親里に帰参したようぼく・信者たちは、それぞれが定めた三年千日の目標達成へ向けて、勇み心を奮い立たせ、さらなる成人の歩みを進めることを誓った。



























