ゆかりの品々に温もり感じて – 教祖140年祭特別展示「おやさま」始まる
2025・11/5号を見る
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「教祖140年祭特別展示『おやさま』」が10月25日、おやさとやかた南右第2棟で始まった。25、26の両日は、本部秋季大祭に合わせて多くの直属教会や教区が団参を実施したことから、会場には大勢の帰参者が訪れ、2日間の来場者は870人に上った。
これは、現在、教祖140年祭を目指して、全国各地で年祭活動がつとめられているさなか、この旬に、教祖ゆかりの品などを中心とした特別展示を実施するもの。
開催に先立つ10月21日には、真柱様、真柱奥様、大亮様が会場をご視察。展示された教祖ゆかりの品や写真パネルを、一つひとつじっくりとご覧になった。
ご存在を身近に味わう
10月25日午前9時半前、会場のおやさとやかた南右第2棟には、開場を待つ帰参者が続々と参集。10時の開場予定時間を早め、9時半から特別展示がスタートした。
会場に一番乗りしたのは、沖縄から帰参した門口靖さん(51歳・桃原分教会ようぼく・沖縄市)。本部秋季大祭に合わせて妻と娘夫婦の4人でおぢば帰りを果たし、所属教会長らと共に会場を訪れた。
教会で生まれ育った妻との結婚を機にお道の教えにふれた門口さん。これまで数々の事情を見せられるなか、「親神様・教祖が折々に信仰の道へと導いてくださったように思う」と振り返る。展示された教祖ゆかりの品をじっくりと鑑賞し、「この道を広められた教祖が、実際にお姿を持って存在されていたことを肌身に感じられた。とても貴重な経験になった」と語った。
10時すぎ、会場には帰参者が途切れることなく訪れる。
自ら持参した『稿本天理教教祖伝逸話篇』を開きながら、共に帰参した男性に教祖のご事歴やゆかりの品について説明していたのは、髙橋かおるさん(53歳・梅之木分教会ようぼく・東京都文京区)。一昨年、街頭でひのきしん中に男性と出会い、これまでに2度おぢば帰りへ誘ってきた。こうしたなか、日参を続ける豊島区の本部直属東京分教会(松村登美和会長)の秋季大祭に参拝した際、特別展示の案内を受けた髙橋さんは、本部秋季大祭に合わせて男性が中席を運ぶ予定だったため、「教祖のご存在を身近に味わう一助になれば」と、この日を心待ちにしていたという。
髙橋さんは「ゆかりの品々を直に拝し、教祖の温もりが感じられて有り難かった。年祭活動の残りの期間も、ご存命の教祖にお喜びいただけるよう、にをいがけ実動などに勇みたい」と笑顔で話した。
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特別展示の今後の開催期日は、11月8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)、22日(土)、23日(祝)、24日(月)、25日(火)、26日(水)、29日(土)、30日(日)、12月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、25日(木)、26日(金)、来年1月24日(土)、25日(日)、26日(月)、27日(火)で、時間は午前10時から午後3時まで。
なお、毎月26日は午後1時から開催。教祖140年祭が勤められる来年1月26日は午後2時半から4時半まで開かれる。











