創立の精神を保育の柱に – 天理幼稚園創立100周年記念式典
2025・11/12号を見る
【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。

今年、創立100周年の節目を迎えた天理幼稚園(伊藤加寿子園長)は11月3日、真柱様ご夫妻と大亮様を迎えて、「創立100周年記念式典」を陽気ホールで開催。園児や保護者ら342人が出席した。
天理幼稚園は大正14(1925)年、「道の仕込みは幼少のころから」との初代真柱夫人・中山たまへ様の強い願いのもと、中山正善・二代真柱様の管長就任記念事業として、天理教婦人会によって創立された。
以来、同園では創立の精神である「幼少のころより信仰を映し、親神様の思召される陽気ぐらし世界建設のためのようぼくを育成すること」を柱として、子供同士の関わりを大切にした保育が行われている。
式典では、遙拝、「よろづよ八首」奉唱に続いて、伊藤園長があいさつ。この後、中田善亮表統領が祝辞を述べた。
その中で、同園創設の元一日と創立の精神にふれ、歴代の教職員の方々が親神様の教えと教祖のひながたを自らの信念とし、子供の目線に立って教え導くとともに、子供たちが人間本来の生き方である陽気ぐらし世界建設のための立派なようぼくに成人してくれることを楽しみに、毎日の御用に努めてこられたことと思う、と話した。さらに、おぢばにほど近い場所、この素晴らしい環境が幼少期の大切な時期を包み込むという一面も、重要な要素であったことは申すまでもない、と語った。
そのうえで、「これからも創設の精神に基づいて、教職員の皆さまをはじめ保護者や周囲の方々が一つに心を合わせて、この先の天理幼稚園のさらなる歴史を紡いでくださることを」と述べた。
この後、奈良県私立幼稚園連合会長の清川かつ美氏が祝辞。最後に、『天理幼稚園の歌』(中山善平作詞、中山善衞作曲)を全員で斉唱した。
式典後、「100年のあゆみ」と題した記念動画が上映。続いて、園児が年少・年中・年長ごとに、ダンスと歌を舞台上で披露した。
なお、天理幼稚園では12月25日、26日、来年1月24日、25日、創立100年の歩みを振り返る記念写真展を園舎内で開催する。
記念写真展の詳細はこちらから
https://www.tenri-k.ed.jp/100anniversary/





















