全日本学生体重別4階級でVの快挙 – 天理大学柔道部
2026・1/14号を見る
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天理大学柔道部は昨秋、東京・日本武道館で開催された「全日本学生柔道体重別選手権大会」に複数の選手が出場し、好成績を収めた。ここでは、優勝を果たした4選手を紹介する。
粘りの柔道で優勝
横井蓮選手
横井蓮選手(2年=写真右端)は、男子60キロ級で優勝を飾った。香川県出身。兵庫の夙川中学校、和歌山の初芝橋本高校と各地の柔道強豪校へ進み、穴井隆将・天理大柔道部前監督に誘われて天理大の門を叩いた。
「泥臭く、粘り勝つ戦い方が染みついている」という横井選手。「大外刈」や「背負投」などでポイントを取りきれるよう、技のキレに磨きをかけてきた。
今大会では、4試合で延長戦に突入しながらも、粘りの柔道で勝ち抜いた。決勝では終盤、落ち着いて仕掛けた「大外刈」で有効を奪い、初タイトルを獲得した。
横井選手は「練習の成果を出せて良かった。今年は相手に組み負けない安定感のある柔道ができるよう、フィジカルや技の強化に努めたい」と話す。
勝ちにこだわり頂点へ
顕徳海利選手
同66キロ級で優勝したのは、顕徳海利選手(3年=同右から二人目)。昨春の「全日本選抜柔道体重別選手権大会」男子66キロ級で初優勝を果たした。
今大会では、準決勝までをすべて「一本」で勝ち上がると、決勝は延長戦へもつれ込む接戦に。勝ちにこだわり徐々に自分のペースをつかむなか、1分5秒に「大内返」が決まり、優勝を決めた。
顕徳選手は「優勝できて本当に良かった。再来年のロサンゼルスオリンピック出場を目標に、まずは2月の『グランドスラム・パリ』や4月の選抜体重別を制し、その先の『世界柔道』につなげていけたら」と意気込む。
一転攻勢から勝利
小幡礼希選手
小幡礼希選手(3年=同左から二人目)は、同73キロ級で優勝に輝いた。迷いなく技を仕掛ける思いきりの良さが持ち味。小学5年時に「全国小学生学年別柔道大会」男子45キロ級で、6年時に同50キロ級で優勝した。
天理大進学後、穴井前監督から指導を受けるなか、練習の意味を考えて稽古に打ち込むようになったという。
今大会決勝では、試合終盤の相手選手の猛攻に耐えると、延長戦では一転攻勢を仕掛け、相手選手の消極的指導により反則勝ちとなった。
小幡選手は「同階級、同年代にまだまだ強い選手がいるので、次に向けてしっかり準備していく」と語る。
一本取る柔道貫いて
山村洸斗選手
山村洸斗選手(3年=同左端)は同90キロ級で優勝した。幼いころから「しっかり組んで一本を取る柔道」を貫いてきたという山村選手。天理大では、「一本」を取るためにどう投げればいいかを常に考えながら、乱取りを繰り返してきた。
今大会では初戦で「全日本ジュニア柔道体重別選手権大会」チャンピオンの三崎大和選手(日本大学3年)と対戦。延長の末、最後は「内股」を決めて「一本」。その後は順調に勝ち進み、決勝戦も一本勝ちで初優勝を果たした。
昨年11月、新チームの主将に就いた山村選手。「初めてタイトルを手にすることができてうれしい。今年はチームを引っ張り、団体・個人でそれぞれ優勝をつかみたい」と話した。











