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人生の航路に確かな灯りを


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人生はよく、道に例えられます。

目標に向かって着実に進むという意味で、鉄道に例える人がありますが、一度レールに乗ってしまえば、さほど苦労もなく目的地に着けるゆえ、面白みに欠けるような気がします。

苦しさを辛抱したらきっと良いことがある、という意味で、山道に例える人もありますが、どこか根性もののドラマめいた説諭っぽさも感じます。

私が好きな例えは航路。目の前の大海原に漕ぎ出す船の道です。潮の流れや向かい風に少々邪魔されようが、目指す方向さえ間違えなければ、いつかは目的地にたどり着く。回り道など想定内。そんな歩み方が好きです。

今ではコンパスやGPSが導いてくれますが、かつて航海には、灯台や星などの目印が必要とされました。たとえ微かでもいい。絶対に狂いのない確かな灯りを頼りに進むとき、船は安全に目的地へたどり着くことができます。

ほのかでも間違いのない人生の灯りを、常に持ち続けたいですね。

Cha


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