特別企画 定めて歩んだ三年千日 “喜び心”で年祭を迎え
2026・2/11号を見る
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帰参者の“成人の軌跡”
教祖140年祭が執行された1月26日。国内外から帰り集ったようぼく・信者が、教祖に三年千日の歩みをご報告した。この特別企画では、自ら定めた目標の達成に努めるなど、教祖にお喜びいただきたいと年祭活動をつとめてきた教友たちの“成人の軌跡”を紹介する。
身上のたすかりからご恩報じを念じ
「教祖の年祭に参拝し、年祭活動中の出来事が、走馬灯のように頭に浮かんだ」と語るのは、埜田香代さん(56歳・川會分教会教人・福岡県久留米市)。
一昨年、「肝門部胆管がん」が見つかり、医師から「手術は難しい」と告げられた。思わぬ節に目の前が暗くなったが、「神様におもたれしよう。そして、真剣に人のたすかりを願わせていただこう」と心を定め、身上者へのおさづけの取り次ぎに努めた。
そうしたなか、結婚以来、別席を運ぶことを断り続けてきた夫・昌彦さん(63歳)に変化が。「香代が喜んでくれるなら」と、自ら初席を運び、「ようぼく一斉活動日」にも参加した。
抗がん剤治療を続け、昨年5月に手術を受けたところ、がんが寛解するご守護を頂いた。以後、それまで以上に、にをいがけ・おたすけに力を注いだ。
「命をつないでくださったお礼と感謝の気持ちを、教祖にお伝えした。今後も身上をきっかけに味わった信仰の喜びを多くの人に伝え、病み患う人に寄り添っていきたい」
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1月26日の祭典開始前、山本佐百合さん(64歳・此福分教会此杣布教所長・福井市)は、足早に神殿へ向かう。
3年前、教会の記念祭の際に左腕を骨折し、ある布教所長から「会長の片腕になれるように通りなさいという思召ではないか」と諭された。仕事が忙しく教会に足を運べていなかったことを反省した山本さんはその後、業務が落ち着いたため休職することを決め、教会日参とおさづけの取り次ぎに励んできた。
一昨年、孫が「川崎病」を発症。おさづけを取り次ぎ、お願いづとめを勤めてたすかりを祈るなか、孫は発症前と変わらない生活を送れるまでご守護を頂いた。以後、「神様にもたれきれば、必ずたすけていただける」との信念のもと、身上を抱える人に積極的におさづけを取り次いできた。
山本さんは「これからもお道の素晴らしさを伝え広め、おぢばに人をお連れしたい」と。
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祭典中、真剣に祈りを捧げる寺下芳勝さん(72歳・愛眞分教会ようぼく・愛知県岡崎市)は、年祭活動2年目に志願した“修養の日々”を思い出していた。
長年、仕事を優先する日々を送るなか、原因不明の体調不良で寝たきりに近い状態に陥り、妻・弘子さん(66歳・同)と共に修養科を志願。おぢばで心の向きを見つめ直すなか、自力で歩けるまでにご守護いただいた。以来、「ご恩返しがしたい」と、教会日参をはじめ、所属教会で勤められるお願いづとめに参加するなど、夫婦そろって道を通ってきた。
一昨年6月、お道から離れていた70代の夫婦と出会い、自らの経験を伝えたところ、夫婦は教会日参をするように。芳勝さんは「身上をご守護いただいたのは、『まだまだ頑張れる』という神様からのメッセージと受けとめている。教会に心をつなぎ、生涯かけてご恩報じに努めたい」と力強く語る。
目標を掲げて布教実動に専心
1月25日、小林裕樹さん(40歳・崎新道分教会長後継者・東京都練馬区)は、北大路で交通整理の「特別ひのきしん」に勤しむ。
2年前、東京教区練馬支部青年会の委員長に就任。定期的に布教実動の機会を持つなか、支部の青年会員が心一つに、最後までたすけ一条の歩みを進めようと、「にをいがけ10days」と銘打った行事を実施。1月10日から20日にかけて、延べ37人の会員らが神名流しや路傍講演に取り組んだ。
小林さんは「年祭活動を通じて、信仰の土台を築かせてもらったと感じる。真柱様がごあいさつの中で諭されたように、3年前の姿に戻ってしまうことのないよう、今後も支部の仲間と共ににをいがけに邁進したい」と話した。
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「年祭活動中、たくさんの喜びを見せていただいたことへのお礼を申し上げた」と話すのは、夫婦で帰参した虎澤広美さん(56歳・近滋分教会近櫻布教所長・大津市)。10年前の教祖130年祭へ向かう三年千日に、深刻な事情を見せられたことを機に修養科を志願。ほどなく事情を鮮やかにご守護いただき、「仕事中心の生活を改め、これからはご恩報じに生きよう」と心を定めた。
以来、友人や職場の同僚などに積極的に声をかけておぢば帰りへと誘い、約10年間で20人をようぼくへと導いた。
虎澤さんは「身近な人へのにをいがけ・おたすけを続ける中で、成人を促してくださる親神様の親心を感じた。これからも教祖の手足となって、一人でも多くの人をたすけさせていただきたい」と意気込む。
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1月26日、西泉水プール前広場のパイプいすからおつとめを拝すのは、角居勝彦さん(61歳・鹿島大教会大輪布教所ようぼく・石川県輪島市)。この日、自身がようぼくへと導いた講談師の吉松洋一郎さん(52歳)夫妻と共に帰参した。
5年前にJRA(日本中央競馬会)調教師を勇退し、布教師へと転身した角居さん。年祭に向けて「ようぼく3人のご守護」を目標に掲げ、毎月の布教所と大教会の月次祭後に神名流しを行うなど、にをいがけに勤しんできた。
こうしたなか昨年11月、かねて親交のあった吉松さん夫妻がおさづけの理を拝戴。一昨年には、未信仰の従妹を初席へと誘った。
祭典後、吉松さんからおさづけの取り次ぎを受けた角居さんは、「有り難い思いでいっぱい。これからも共に成人の道を歩む人をお与えいただけるよう努めたい」と抱負を述べた。








