わがままな娘の将来が心配 – 人生相談
Q. 小学1年生の娘は、自分の思い通りにならないことがあると、すぐに泣きわめきます。どれだけ言い聞かせても泣きやまないので、近ごろは娘の思い通りにさせることが多くなりました。このままでは、将来わがままな性格になるのではないかと心配です。(40代女性)
子供に限らず人の行動は、結果に大きな影響を受けます。結果には、欲しいものが手に入る喜びの「良い結果」、欲しくないものに不快を感じる「悪い結果」の2種類があります。
例を挙げると、試しに買ってみたお菓子が美味しければ、また買うという行動が増えます。一方、そうでなければ買う回数は減るか、買わなくなります。
子育てでも同じように、泣きわめけば思い通りになるという「良い結果」を体験した子供は、さらに泣きわめく行動が増えます。このような場合、前もって親が子供に、やってほしいことを教えて練習し、それができたら思い通りにさせると、良い行動が増えていきます。親が「結果」を正しく扱うことが大切なのです。
たとえば、約束の時間通りにゲームをやめることができれば、次の日もゲームで遊ぶことができる。逆に、時間通りにゲームをやめなかった場合、次の日はゲームの時間が半分になるなどと約束するのです。親が「ゲームの時間は終わり」と言ったら、すぐにゲームをやめるという練習をして、それができればたくさん褒めましょう。
最後に、より豊かなご守護を頂くため、あなたが子供に望むように、親神様があなたに望まれている行動を思案して、積極的に行うことをお勧めします。
回答者:堀 健一(家庭支援プログラムアドバイザー・晃栄理布教所長)