立教184年5月月次祭 – 山々の緑したたるなか
教会本部の5月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、世界たすけの御教えを啓いて、陽気世界へとお導きくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「御前には、つとめ人衆と直属教会長ならびに教区長が登殿し、日ごろ賜る御恵みに御礼申し上げ、なお一層のご守護にお縋りする状をご覧くださいまして、親神様にもお勇みくださいますようお願い申し上げます。私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、世界にお見せいただくさまざまな事情に心いずませることなく、『たすけるもよふばかりをもてる』と仰せくださる親心を深く思案し、人だすけに誠の限りを尽くす決心でございます」と奏上された。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
大和青垣のしたたる緑がうるわしい季節。この日は、まばゆい陽光が時折、神苑の若葉を照らした。
おつとめの後、春野享本部員が神殿講話に立った。
春野本部員は、コロナ禍における自身の歩みを振り返ったうえで、ただ終息を待つのではなく、心を定めて具体的に動きだす必要があると強調。身の周りでできる小さなおたすけの御用が、大きな道を開く土台になると話した。
また、たすけ一条の御用をつとめるうえで大切なのは、教祖ひながたをたどらせていただくことであると指摘。教祖は私たちの思案と実行をご覧になり、必ず良いように導いてくださるとして、お互いに元気にたすけ一条の道を歩ませていただこうと呼びかけた。