教えに基づく信条教育続けて – 天理小学校創立100周年記念式典
2025・12/17号を見る
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今年、創立100周年を迎えた天理小学校(尾上晋司校長)は11月29日、真柱様、真柱奥様、大亮様ご臨席のもと、創立100周年記念式典を挙行。児童や教職員、保護者、卒業生ら570人が出席した。
天理小は大正14(1925)年4月7日、天理尋常小学校として天理養徳院の敷地内で開設された。当初は院児のみが通っていたが、昭和3(1928)年に校舎を移転し、天理小学校と改称。院児以外にも門戸を開き、教育、設備ともに充実が図られた。現在は「朝起き 正直 働き」を校訓に、初等普通教育に加えて、教えに基づく信条教育を施している。
式典では、「よろづよ八首」奉唱に続いて、尾上校長があいさつに立った。
尾上校長は、同校創立の元一日とこれまでの変遷を振り返ったうえで、校名や校舎は変わっても、創立以来変わらないのは、親神様・教祖の御教えを基にした信条教育を施すことであると話した。
さらに、これまでの卒業生が9,000人を超えたことにふれたうえで、天理小学校は未来のようぼくを育成する学校であると強調。卒業生は教祖の道具衆、陽気ぐらしの人材として、国内はもとより世界各国で活躍していることだと思うと述べた。
続いて、中田善亮・表統領が祝辞に立った。
中田表統領は冒頭、お祝いの言葉を述べたうえで、「歴代の教職員の皆さまに、心から敬意を表したい」と話した。
そのうえで、児童に対して、天理小学校の特徴は、朝の学校参拝や教えを学ぶ時間、ひのきしんの時間などがあることだとして、「毎日、学校に来られることに感謝して、ひのきしんを心がけて、周囲のみんなと仲良くたすけ合って、これからも楽しい学校生活を送ってもらいたい」と呼びかけた。
最後に「どうかこれからも、教職員と保護者の皆さまが心を合わせて、児童たちの教育指導のうえに、そして彼らがいずれ立派なようぼくに育ってくれることを楽しみに、ご尽力をお願いしたい」と求め、話を締めくくった。
この後、同校の100年の歩みを振り返る映像が上映されたほか、児童を代表して三つのグループが登壇。校訓や校歌、歴代真柱様から頂戴したお言葉などについて調べた内容などを発表するとともに、これからも教えを胸に学校生活を送ることを誓った。
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式典後、校舎内の教室などが開放され、卒業生たちが旧友と共に往時を懐かしむ姿が見られた。

















