有るものに目を向け – 道を楽しむ
信仰生活の中で、よく耳にし口にもする「成人」という言葉。「成人の旬」とか「心の成人」とか「成人目標」など、年祭活動中であればなおさらである。 一般的には大人の意味で使われるが、お道の「成人」とはどうい・・・
信仰生活の中で、よく耳にし口にもする「成人」という言葉。「成人の旬」とか「心の成人」とか「成人目標」など、年祭活動中であればなおさらである。 一般的には大人の意味で使われるが、お道の「成人」とはどうい・・・
ご存じ、通信販売大手の「ジャパネットたかた」。以前、学生担当委員会発行の『Happist』の取材で、長崎県佐世保市にある本社へ赴き、創業者である髙田明氏のお話を聞く機会に恵まれた。 社長時代、テレビで・・・
岩手からおぢばへ向かう車中のことです。深夜、数人の教友と共に、福島と新潟を結ぶ磐越自動車道を走行していました。片側1車線が多いこの道路で、対向車線を走る特大サイズのトラックが中央分離帯を乗り越え、目の・・・
今年9月、大教会長の随行として南米ブラジルへ出向いたときのこと。出発の数日前に左膝に違和感を覚えた。1年前に痛めて以来、しばしば関節痛に見舞われ、そのたびに痛み止めの注射を打っていたが、この違和感は経・・・
厳しかった残暑も過ぎ去り、季節は秋。いまや全国各地で秋祭りがたけなわであろう。地元・岩手県花巻市でも、400年の伝統を誇る「花巻まつり」が開催され、町内ごとに作られた12台の風流山車が市内を練り歩く。・・・
4年ぶりの開催となった今年の「こどもおぢばがえり」。コロナ禍によるブランクを経て再開されたこともあり、行事の数は以前よりも減り、夜のパレードもなく、どんなものになるかと案じていたが、それは全くの杞憂に・・・
とあるテレビ番組が目に入った。知り合いの誕生日に、「喜び」をプレゼントしたいという企画のバラエティー番組だった。 某お笑いタレントが出演者に「自分の大事なものを失くすと相当焦り、悲しみますよね?」と語・・・
先日、5年ぶりに胃の内視鏡検査、いわゆる胃カメラを呑んだ。50代後半に差しかかると、同年代の仲間が大病を患った話や出直しの知らせを聞くこともあり、深い悲しみと言いようのない不安を抱く。わが身に気になる・・・
かつて、妊娠直後の妻と生後8か月の長男を三重県内の大教会に残し、札幌市にある布教の家「北海道寮」に入寮したときのこと。入寮早々に、お腹の子に深刻な身上を頂いた。私が長期不在のなか、妻は大きな不安を抱え・・・
情けないことに、齢50に入ると、あちこちに痛みを感じることがある。数カ月前から左腕が痛くて上がらなくなった。俗に言う「五十肩」だろうと仕方なく思っていたが、痛みに耐えきれず整骨院へ走った。 長年の無理・・・
20年前、教祖120年祭三年千日が始まる本部春季大祭。真柱様のお言葉を、私はインド人家族と一緒に拝聴していた。 その2年前、私は「布教の家」北海道寮に籍を置き、札幌で布教に明け暮れていた。戸別訪問で知・・・
南米コロンビア巡教の帰路、飛行機を乗り換えるため、米国のマイアミに一泊していた。目が覚めると、携帯電話に安否を尋ねる大量のメールが。日本時間、平成23年3月11日。私が寝ている間に、日本は尋常ならぬ状・・・
私には三つの誕生日がある。まずはオギャーと生まれた日。そして生涯の宝、おさづけの理を拝戴した日。三つ目は、忘れられない大学2年の9月26日である。 大学の夏休みに念願の運転免許を取った私は、後期授業が・・・
まさか裁判の法廷に立つとは思いもしなかった。二十数年前、大教会青年をしていたときの出来事である。 あの夜、神殿の宿直だった私は、神殿お守所で当番の役員先生と休んでいた。草木も眠る丑三つ時、物音で目が覚・・・
柿の季節になると、語りたくなる話がある。教会の裏庭にある一本の柿の木。幼いころは私の身の丈ほどだったが、いまや2階の屋根に届くほどの大木となった。東北地方にしては珍しい甘柿なのに、悲しいかな、多くの実・・・
長男が重度の熱中症になったのは7年前の夏だった。岩手県でも37度を超える猛暑日、高校の剣道の部活動中に倒れたのだ。市内の総合病院へ運ばれるが処置できぬほどの重体。すぐに高度救命救急センターへ搬送された・・・
地元のケーブルテレビまで使って募集してきた「こどもおぢばがえり」。それでもやはり、岩手といった遠方からの団参募集は容易ではなく、どうにかマイクロバス1台で帰らせてもらうのが通例だった。 10年ほど前の・・・
コロナ禍になって以来、私たち父子の“夏の一大イベント”が一つ減ってしまった。 「こどもおぢばがえり」の団参募集に、地元の花巻ケーブルテレビを使い始めたのは平成20年のこと。同局には「市民の広場」なるコ・・・