天理時報2024年4月10日号3面
【改組後初の入学式挙行 – 天理大学】天理大学(永尾比奈夫学長)の2024年度入学式が4月1日、天理大学杣之内第1体育館で挙行された。式典では、「よろづよ八首」奉唱に続いて、同大と大学院の入学許可者が発表された。来年に迎える創立100周年に向けて、今春「人文学部」「国際学部」「体育学部」「医療学部」の4学部15学科から成る“文理融合型”大学として、新たなスタートを切った天理大。大幅改組を経た今年度は計641人(人文学部132人、国際学部149人、体育学部247人、医療学部113人)が入学した。また大学院にも、臨床人間学研究科臨床心理学専攻に6人、体育学研究科体育学専攻に1人の計7人が入学した。式辞に立った永尾学長は、「宗教性」「国際性」「貢献性」について説明したうえで、「心、言葉、行動」の三つの「こ」を育み、同大が目指す「陽気ぐらし」の人間像に近づけるよう努力を積み重ねることを求めた。そのうえで、「数年後、社会へ出て、より良い未来を形づくっていくのは皆さん一人ひとりであり、そのための英知と経験を養う期間が、これからの学生時代である。どうか失敗を恐れないチャレンジ精神で、充実した日々を過ごしてほしい」と激励した。, 【新たな宿営地で救援活動に着手「令和6年能登半島地震」- 災救隊】既報の通り、災害救援ひのきしん隊(=災救隊、橋本武長本部長)本部隊は、第19次隊(3月17~19日)をもって2カ月間にわたる避難所への食事提供に区切りをつけた。第20次隊(4月2~4日)からは、新たな宿営地のもと、被害甚大な珠洲、輪島の両市へ出動。ブロック塀の解体など、一般ボランティアでは対応が難しい現場での作業に尽力している。ここでは、第20次隊の活動を紹介するとともに、橋本本部長の談話を掲載する。現在、4市町約6,700戸で断水が続いている能登地方。地理的要因によるインフラ復旧の遅れや、被災地を離れた住人が多いため被災者のニーズの把握が難しいことなどから、いまだ一般ボランティアの受け入れが進んでいない。これまで災救隊本部隊は、珠洲市の和洋菓子店「メルヘン日進堂」、輪島市の鹿島大教会大輪布教所、七尾市の陸牧分教会信者宅、金沢市の教務支庁に宿営地を設け、珠洲、輪島、七尾の3市と志賀町へ出動。避難所の運営サポートや食事の提供、ブロック塀の解体などに従事してきた。こうしたなか、第20次隊からは、輪島市の日本航空高校石川の校舎の一部を新たな宿営地とし、珠洲市災害ボランティアセンター、輪島市社会福祉協議会と協力して被災民家へ出動。珠洲市では災救隊新潟教区隊(吉澤清人隊長)が、輪島市では災救隊富山教区隊(中島正治隊長)が、それぞれブロック塀の解体作業に力を尽くしている。◇なお、第21次隊(5~7日)として、埼玉、長野の両教区隊が出動する。(3日記。次号に詳報予定)談話 能登の復興と被災者のたすかりを願って橋本武長・災害救援ひのきしん隊本部長地震直後、災救隊本部は、すぐに給水車や救援物資を現地へ送るとともに、被害状況の把握に努めました。その中で分かってきたのは、多くの地域でインフラの復旧が見込めず、避難所生活は困難を極めているということでした。そこで、初動救援として避難所の運営サポートと食事支援に専念することにしました。また、被害が広範囲にわたることから、複数の地域で宿営地を立ち上げました。その後、災救隊の有する知識と技術へのニーズが高まってきたことから、第20次隊からは復旧支援を中心とした活動に着手することになりました。いまだ地域によっては、インフラの復旧が進んでおらず、厳しい状況が続いています。能登の復興と被災された方々のたすかりを願って、今後も救援活動を続けていきたいと考えています。, 【ひのきしん隊70年の節目に – 視点】このごろ心うれしく思うことがある。本部の朝夕づとめの折に、「青年会ひのきしん隊」のワッペン付きのはっぴを着た若者の姿を見かけることである。親里各所のひのきしん現場で、隊服姿で汗を流す様子を含め、このような姿が戻ってきたことに心弾む思いがする。親里の風物詩ともいうべき「おやさとふしん青年会ひのきしん隊」は、昭和29年の発足から本年で70年を迎える。教祖70年祭を前に、おやさとふしんの構想が発表され、第1期工事として東棟の建築が始まった。青年会ひのきしん隊は、「おやさとふしんの先達とならしていただこう」との決意のもと結成された。天理青年がぢばに伏せ込む。そして、合宿生活や修練活動を通じて心の成人をはかる。天理青年にとっての「伏せ込み」と「求道」の場が、青年会ひのきしん隊である。「おぢばの御用にお使いいただき、伏せ込ませていただきたい」「成人させていただきたい、お育ていただきたい」との熱い思いが、その原点にあるだろう。以来、青年会ひのきしん隊は、「やかた完成のその日まで」を合言葉に、70年にわたって続けられてきた。ひと口に70年といっても、さまざまな道中を経ている。その陰には歴代真柱様、青年会長様の篤い親心はもとより、これまでの入隊者をはじめ、関係する大勢の方々の真実があったことを忘れてはならない。中山正善・二代真柱様は、青年会ひのきしん隊員の心がけは「他日、生涯の方針とする伏せ込みである」と明示され、将来における陽気ぐらしの基礎を味わうことを忘れてはならないと語られた。そして、「ひのきしん隊こそ常時の後継者講習会ではなかろうか」「次の時代を背負って立つところのよふぼくのおやさとに於ける訓練の場」とも述べられている。発足の元一日に込められた思いを忘れず、先の芽生えを楽しみに、おぢばに喜びを伏せ込んでもらいたい。(山澤), 【常設展示「陽気ぐらしの世界へ」終了のお知らせ – 布教部】おやさとやかた南右第2棟地下1階の常設展示「陽気ぐらしの世界へ」は、3月31日(日)をもって終了しました。なお、「教祖のおはなしシアター」(予約制)は、引き続き1階ホールで視聴できます。視聴を希望する方は、希望日の前日までに左記へご連絡ください。予約・問い合わせTEL:0743‐63‐2054布教部