天理時報2024年7月24日号8面
【世界の大舞台に挑む“天理のアスリート” – パリ五輪 開幕直前特集】7月26日からフランス・パリで開催される、パリ2024オリンピックの開幕までわずか。今大会には、柔道女子70キロ級の新添左季選手(28歳・土佐分教会ようぼく・自衛隊体育学校所属)とホッケー女子に天理勢7選手が出場する。さらに、同競技のチームスタッフやレスリング競技の審判員にも教友の姿が。ここでは、パリ五輪に参加する“天理のアスリート”とスタッフ・審判員を紹介する。気負うことなく自分の柔道信じて柔道女子70キロ級 新添左季選手五輪初挑戦の新添選手は、天理高校で“天理柔道”を学んだのち、女子柔道の強豪・山梨学院大学へ。2年時に出場した「グランドスラム東京」での初優勝を皮切りに、さまざまな大会で優勝を重ねてきた。そして、昨年5月の「世界柔道選手権大会」では天理柔道会初となる女子世界王者の座を獲得。6月、国際大会で好成績を収めてきたことが評価され、パリ五輪日本代表に内定した。新添選手は「気負うことなく、自分の柔道を信じて、応援してくださる皆さん方に良い報告ができるよう頑張りたい。私の階級は日本の3大会連続優勝が懸かっている。しっかり組んで投げて、金メダルを目指す」と意気込む。柔道女子70キロ級は7月31日に行われる。キャプテンをはじめ天理勢が多数選出ホッケー女子写真提供=国際ホッケー連盟ホッケー女子日本代表チーム「さくらジャパン」には、3大会連続で代表入りし、チームキャプテンを務める永井友理選手(32歳・誠央分教会信者・ソニーHC BRAVIA Ladies所属)と、同じく3大会連続で代表入りした妹の永井葉月選手(29歳・同・茨城県境町所属)のほか、天理大学ホッケー部のOG選手など計8人が、選手・スタッフとしてメンバー入り。悲願のメダル獲得を目指す。日本代表の初戦は7月28日、ドイツと対戦する。代表入りした天理勢は以下の通り。GK中村瑛香選手(28歳・コカ・コーラレッドスパークス所属・天理大OG)DF及川 栞選手(35歳・東京ヴェルディホッケーチーム所属・天理大OG)MF永井葉月選手MF島田あみる選手(26歳・南都銀行SHOOTING STARS所属・天理大OG)FW/MF永井友理選手FW森 花音選手(28歳・コカ・コーラレッドスパークス所属・天理大OG)FW長谷川美優選手(22歳・ソニーHC BRAVIA Ladies所属・天理大OG)チームリーダー永井祐司さん(60歳・誠央分教会ようぼく・天理高OB)審判員まとめる役を担いレスリング競技審判員 小池邦徳さん天理大学レスリング部監督の小池邦徳さん(43歳・喜多報恩分教会ようぼく・天理市)は、レスリング競技に審判員として参加する。東京五輪に続き2回目の参加。今大会、同競技の日本人審判員は小池さん一人。国際審判1S級の資格を持ち、レスリングの国際大会の試合を捌いてきた。今大会では、同競技の審判員の中で6人しかいない「レフェリーエグゼクティブコミッションメンバー」として、各国から集まった審判員をまとめる役を担う。小池さんは、「責任ある立場なので、より入念に準備をして五輪に臨みたい。試合時以外も規律正しく生活し、周囲への言動や気づかいを心がけていく。その姿勢が、試合を捌く瞬間瞬間の判断力の差に表れると考えているので、厳しく、公正公平な判断を下すのに説得力のある人としてつとめたい」と話している。レスリング競技は8月5日から行われる。