天理時報2022年8月10日号6面
【地元ケーブルテレビでPR – 新連載 道を楽しむ1】コロナ禍になって以来、私たち父子の“夏の一大イベント”が一つ減ってしまった。「こどもおぢばがえり」の団参募集に、地元の花巻ケーブルテレビを使い始めたのは平成20年のこと。同局には「市民の広場」なるコーナーがあり、さまざまな団体の関係者が自ら出演して催し物の告知をすることができた。岩手県内からの団参参加者をお与えいただこうと試行錯誤するなか、このコーナーが目に留まったのだ。とはいえ、宗教団体の催し物が果たして許可されるのか。勝手に「無理」と決めつけていた私を、妻は叱咤激励した。ダメモトと思って手紙を出し、追って電話したところ、なんと快くOK。「だから言ったでしょ!」と言わんばかりに、したり顔の妻に心から感謝した。このコーナーは日に4回、1週間で28回も繰り返し放送してくれる。しかも驚くことに広告費は無料!絵・内田ちよいスタジオ収録を前に、かつて広告代理店でCMを作っていた自身の経験が生きた。コメント原稿に絵コンテを差し込み、写真挿入の位置やテロップの内容などを書き込んだ独自の“編集指示書”まで作ってスタジオへ。おぢばの説明に始まり、「こどもおぢばがえり」の各種行事の案内と、利用交通のフェリーの紹介まで、写真と動画を交えた4分ほどの内容に仕上がった。以降、東日本大震災の年を除き、毎年この「こどもおぢばがえり募集コーナー」は続いた。しかも内容は年々エスカレート。4年目からは保護者ウケを狙い、幼稚園児だった末息子を横に座らせ、しゃべりまくった。その後も、末息子が選ぶ「こどもおぢばがえり行事ベスト3」の発表に寄せて各行事の魅力を紹介したり、おぢばのカレーの美味しさを伝えるために、温めた「天理カレー」をスタジオに持ち込んで実食したりと、好き放題やらせてもらった。そんな私たちをいつも笑顔で迎え、対応してくれたテレビ局のスタッフには感謝しかない。10回目となるコロナ前の令和元年版は、なんと8分ほどの長尺の内容となった。公共の電波を使って告知するイベントとなると、やはり信用度は高い。番組を見て、直接申し込む人は少なくても、お道と「こどもおぢばがえり」を広くアピールするうえでは有効な手段の一つになったと自負している。しばらくスタジオにもご無沙汰だ。そろそろ次なるメディアの活用を考えねば。中田祥浩 花巻分教会長, 【心の向き – まんまる】四コマ漫画のもとになった「心の向き」(Web〈Happist〉)は、下記のURLから読めます。https://happist.net/oshie/iihanashi/17398, 【4年ぶりに家族でおぢばへ – 読者のひろば】黒沢安津子(66歳・青森市)先日、4年ぶりに家族でおぢばへ帰参しました。待ち望んだ本部神殿での参拝とあって、足腰の不自由さを忘れて回廊を歩く両親。二人の喜ぶ顔が見られたことを、親神様・教祖に何度も御礼申し上げました。きっかけは、父がある日ふと「家族でおぢばに帰ることは、もうないかもしれないなあ」とつぶやいたことでした。このところ、コロナの影響でおぢば帰りがかなわず、90歳近くなった両親は足腰が次第に弱って、長旅はできなくなったようでした。その言葉を聞いて、胸が詰まるような思いになり、「なんとしても家族でおぢばに帰らせてもらおう」と決心したのです。早速、みんなに提案しましたが、父は徒歩での移動を心配しているようでした。そこで「私が車いすを押すから」と言うと、目を輝かせました。以来、その日を心待ちにしていました。当日、おぢばに到着すると、すぐに神殿へ向かいます。久しぶりのおぢばはとても穏やかで、回廊を歩くだけで心が満たされました。両親は、しきりに「おぢばに帰れて良かった」と口々に言って、コロナのさなかでも無事に帰参できたことを心から喜んでいました。「家族みんなでおぢばに帰ることができて本当に良かった」と感無量でした。また、いつの日か家族そろっておぢば帰りができることを夢見て、これからも一家で信仰を深めていきたいです。, 【たすかり願う孫の姿に – 読者のひろば】島崎澄子(77歳・東京都墨田区)昨年9月、ステージ3の乳がんが見つかりました。その翌月、がんの摘出手術を受けることに。不安な気持ちでいっぱいでしたが、家族に支えられながら当日を迎え、手術は無事に成功。その後は、自宅で療養することになりました。同じころ、孫がおさづけの理を拝戴し、ようぼくの仲間入りを果たしました。孫は「初めてのおさづけの取り次ぎは、おばあちゃんに」と、緊張気味に申し出てくれたのです。額に汗をにじませながら、懸命におさづけを取り次いでくれる孫。一心にたすかりを願う姿に心打たれ、思わず涙がこぼれました。以来、孫は毎日のようにおさづけを取り次いでくれるようになりました。さらに今年3月、孫が私の身上のたすかりを願って修養科を志願してくれたのです。3カ月間、授業やひのきしんに励みながら本部神殿へ毎日足を運び、身上の平癒を願ってくれました。そして先日、修養科の修了証を手にした孫が実家に戻ってきました。おぢばで学んだことをうれしそうに話す姿は頼もしく、また一歩成人してくれたように感じ、私自身も元気をもらいました。これからも、孫が真っすぐに道を歩んでくれることを願いつつ、信仰を次代へ伝える努力をしていきたいと思います。